8月20日からの夏期保育の助走期間を経て9月1日2学期がスタートしました。夏期保育の期間はおやつもスペシャル、準備したプログラムもいろいろお味が加わって楽しい時間となりました。この期間中に、年長の宿泊保育、そして恒例の淡路島大浜海岸でのカヌーに乗るなどの時間もあり、公同の年長ならではの体験をいっぱいにしました。淡路島には平安荘という兵庫教区の共通の財産である広大なキャンプ場があります。大浜海岸での帰途、そこに寄って竹でのお箸づくりをしてそのお箸でラーメンを食べるなど、年長の1年間で大事にしていることを今年も行うことができました。長い休みに入る時、8月には元気でみんな顔を揃えてほしい、それだけを願っていましたが、転勤で4家庭が西宮をあとにされたものの、みんな身長が伸びた、黒くなった、何か大きく感じるなどなどいろいろな変化を見せてくれる再会でほんとにうれしい夏休み明けでした。
夏期保育の期間中お休みで、2学期の始園にひさしぶり登場という面々もいます。ちょっと出足が鈍った子どももいました。しかし、先生たちが用意した9月1日の時間にすっかり笑顔、感覚を取り戻したかのようでした。そう、来て損はない、休むのはもったいない、そう確信できるほど毎日楽しいことを考えています。2学期スタートだって、楽しかったのんびりした家での1ヶ月間、出てくるには勇気がいる子どももいるでしょう。まさしく「来てくれてありがとう」、その思いで準備します。先生たちの素敵な音楽隊のデビュー、そしてこれも毎年準備してきた巨大すいかの登場。けやきの木陰の下でのすいかパーティーは大盛り上がりでした。
夏休み中、事故で卒園のご家庭のおとうさまが亡くなられるというさびしい出来事がありました。思いがけない出来事でした。何のことばももちえないのですが、魂の平安な眠りと、これからを生きるご家族の健やかな日々を祈り、幼稚園という場所、そこでのつながりが少しでも安らぎになればと願っています。
2学期はまたまた盛りだくさんの公同の日々です。お時間が合えばおまつりなどまたのぞいてくださいね。
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