全国あちこちからも年賀状をいただきました。離れていてもホームページで西宮の風を感じているなどと書いていただいていて、今年はまめに更新をしようと思っています。西宮のみんなも元気に新年を迎えました。
クリスマスのことは前号で紹介しましたが、11月14日におまつりが終わってからの日々はほんとににぎやかで楽しいものでした。以前にも書きましたが4月の入園式で、やぎの一家が登場しました。入園式で使用した絵本はその後の1年、あちこちに登場します。「おおかみと七ひきのこやぎ」の絵本もしかり、ほしまつりで公同特製のキャラクターになったり、おまつりの作品でもほんとにいっぱい使用されます。
そんなおまつりの作品を素敵に彩ってくれたやぎたち、おまつりの朝にも一家でやってきたやぎ一家、特別にやぎ母さんのかぶりものまで用意されておまつりの一日それをかぶって歩いていたわたし順子先生。あんなに心をこめて作成された「やぎ母」のかぶりものをその日一度で終わりにするなんてわけにはいきません。それで合同クリスマス会にもと考えていました。津門川のイルミネーションが綺麗に輝いていると聞きつけてやってきたりした一家ですが、この一家はクリスマス会で何と家族連弾をお見せしたのです。クリスマスメドレーです。やぎ母は老眼鏡をかけてという、まあ苦笑のスタイルですが、こやぎたち7匹が一斉にピアノの前に立ち、景気よく音楽がスタート。最後に再び7匹がエンディング演奏をするまでに母も加わっての連弾は大爆笑、大歓声でした。
参加しない人もいるこの夕方のクリスマス会ですが「どうしてこないのよね、ほんとに楽しいのに」とは見て笑って楽しんでと大喜びだったおかあさんがた。そしてそのおかあさんがたの特別仕立てのコーラス隊による合唱もいつものことながら素敵でした。
この日の本命のお客様はフルート奏者谷風さんです。この方の鍵盤ハーモニカ演奏は並のものではありません。お願いして、のだめの「ラプソディインブルー」が吹かれることにもなっていて、何と東京からは富家さん一家がこの会のために来西。いやあ価値ありだったと思います。谷風さんの演奏の伴奏は城村さんです。いつものことながら素晴らしいピアノに感動でした。城村さんの編曲で、運動会に年長さんは自分たちで楽しい演奏を体験することができたし、この家族連弾も彼女の指導のもと完成したのでした。いっぱいの出会いにより、またまた歩を進めることができたわたしたち、新年も日々邁進でありたいと願っています。
おまつりのあとクリスマスまでの日々も今日は何があるのかとわくわくしつつ過ごしました。2009年のクリスマスは特に忘れられないぞと思うほど子どもたちと共に笑顔で過ごしました。インフルエンザのこともあり心を痛めることの多かった5月以来でした。でも感染は免れるものではなく発症は少しずつ続いているものの、大きな出来事にはなっていません。どんな折にも保護者の方々の協力があり、対応してくることができました。これが何より、だから園をあげていろいろな取り組みも自然に行えてきています。だからわたしたちも「日々邁進」の成果が子どもに届くような毎日であるように、もっともっと前を向いてと願っています。2010年が明けてすでにどんどん日が過ぎていっていますが、今年もよい年でありますように。
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