「ねんちょうになったら、ねっこがいいねんなぁ♪」と通りすがりにポツリと呟く子がいたり、年長組の子が製作を楽しんでいるのを見て「やりたいなぁ~ねんちょうになったらできる?!」と言う子がいたり、1つ学年が上がることを心待ちにしている姿に出会うことができる今のこの時期です。♪せのびをしたらひざしのにおい
もうすぐはるかもしれないな~ あたたかいひさむいひ~♪年長組が歌っているこの『あたたかいひさむいひ』の歌詞のような日を繰り返しながら徐々に春が近づいているのをいろんな場所で感じています。畑の水仙のつぼみや花に嬉しくなり、チューリップの芽に心が弾む!梅の甘い香りにうっとり♪
ぽっぽ組、さんぽ・らった組は春を見つけながら関学まで。お楽しみのうどんツアーです!さんぽ・らった組は関学へ行くよりも以前に、甲東梅林を訪れました。その付近の道をよく覚えている子どもたち、ここまできたならアレが食べられる!と胸を膨らませた子もいたようで、その日はそのまま園に戻ると知った時怒った子もいたようです。その道のりを歩くだけで1年前のおいしい時間を思い出す!可愛すぎるエピソードを帰ってこられた先生方からお聞きして心がほっこりなりました。年長組は3月の2週目に関学うどんツアーが予定されています。他のクラスは行っているのに~と感じたのか「まだかんがくでうどんたべてへんで!」の声も。怒ったような姿があったり、いつ食べにいくんだ?と言っているかのような呟きを届けてくれるのは昨年、過ごした時間が子どもたちの中で輝いているからなんだろうなぁと感じました。
みんなで春を感じよう!ということで全クラスでの集まりのひとときも与えられました。くすのき広場で実ったみかんを収穫を楽しみ、そしてとれたてをその場ですぐに!みんなでいただきます!なんて贅沢な時間なんでしょう!こんな時間を過ごせるからやっぱり公同みかんは1番なんだなぁ、と。このみかんの皮で今年もマーマレードを作ってくださり、公同パンに添えて味わいます!春と言えば、桃の節句もあります。お母さんぐまの方々が中心となって作ってくださった、おひなさまちらしをみんなで一緒に味わいました。その場にいた人にしかその可愛さはわからない!と言いたくなるくらい(笑)お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子が揃ったちらし寿司でした。2012年度、毎月の誕生会では素敵なメニューが登場しました。季節をいっぱい感じられる、味だけでなく、見た目もいつも感激!でした。
2012年度がもうすぐ終わりを迎えようとしています。今年度も様々なところで子どもたちの時間がより豊かになるようにとお支えくださった方、見守ってくださった方、すべての方に心から感謝いたします。
作品展や年長組卒園登山を終え、卒園・終了に向けて様々なことが進められています。それと同時に新年度の準備も進められているのです。卒園・終了を迎えてそこで終わり、ではなく子どもたちの新しい明日はずーっとずーっとつながっていきます。ずーっとずーっとつながって、また来年度子どもたちのどんな姿に出会えるのか楽しみです。
また新しい季節が順にめぐろうとしています。
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