どんどこどんどこどこどこどこ…と公同幼稚園の園舎に響き渡る力強い太鼓の音とともに3学期がスタートしました。冬に向けて葉っぱを落としてくれたケヤキの木のおかげで寒い日も園庭に太陽の光がぽかぽか。1年中、どんな季節も子どもたちを見守ってくれている大きなケヤキの木です。そんな木や太陽、青い空に支えられながら毎日を心いっぱい身体いっぱいに遊んでいる子どもたちです。さて、太鼓の次に園舎に響き渡るのは子どもたちの声、そして\♪ジンジンジンギスカーン♪もしもしかめよ~かめさんよ~/です。そう、子どもたちが夢中になっているものは、けん玉です!!子どもたちだけでなく、もちろん大人たちも。あちこちで「カッカッカッ!」とけん玉の音が聞こえてきます。「けん玉は足で」というだけあって身体全身で、そして気持ちは集中するのでジンギスカン1曲まるまる続けると、寒い冬でも心も体もぽかぽかに♪けん玉をするときは半袖になる!なんてお友だちもいるのです。私は太ももがパンパンに…(笑)年長ぐみのかっこいい姿をみて、ぽっぽぐみだってチャレンジしています。小さな身体でのけん玉…玉がゴーン!と床にあたっている姿も可愛いのです。何をするにもいつだって「まずは大人が真剣!」な公同幼稚園。昨年の3学期、私が公同で過ごす初めての冬!!先生方のけん玉やお手玉、こまに竹馬にあやとりをする姿に「す、すごーーーい!」と憧れて、子どもたちと冬の遊びを全力で楽しみました。もちろん今年ももっともっと楽しむ予定です♪
冬の遊びを楽しんだり~散歩に行ったり~と、毎日子どもたちの笑顔や歌声で溢れています♪そんな可愛い小さな子どもたちの周りには、大人たちの素敵な笑顔でも溢れています。笑顔の周りには笑顔があるのです。笑顔が繋がっているのです。1月17日の高松公園で行われた、追悼コンサートでもたくさんの方の笑顔が溢れ、子どもたち大人たちの歌声が響き渡りました。公同幼稚園で、子どもたちと過ごしていると、私たちは自然の中で生きているのだと思えます。そう思うことは意外と難しいことなのだと思います。子どもたちと風を感じ、空を見上げて歌を歌いたくなったり、雨の日だって「木が喜んでる」とうれしくなったり、小さなつぼみを見つけてほっこりしている日々…、自然と一緒に生きていて、私たちも自然の一部で、神様に生かされた命なのだと。「昨日」という日を一生懸命生きて、「今日」という日を迎えることが出来、今この一瞬を生きています。そしてなにより、明日またみんなに会えることを楽しみに、「明日」という日がやってきますようにと祈る日々がこれからも続きますように。子どもたちに震災のことを伝えることは難しいなと感じましたが、「みんなは笑っていればいい、歌っていればいい、ただそこにいてくれたらそれでいい」のだと思いました。どうか小さな可愛い子どもたちの笑顔、歌声が守られますように。今を一生懸命生きていきたいです。
[バックナンバーを表示する]