あっという間に7月!7月といえば、みんながたのしみにしていたほしまつり☆雨の予報がどこへやら~「てるてる坊主作ったよ!」の声があっちからこっちから~そんなみんなのてるてる坊主パワーもあって夜には星がの1日となりました。そして今年もたくさんの願い事をのせて大きな竹が飾られました。みんなはどんなお願いごとをしたのかな?津門川沿いにもずらりとならんだ笹の数々。みんなの願いが空いっぱいに届きますように…。
暑い毎日が続いています。子どもたちは汗びっしょり!先生も汗びっしょり!でもこの暑さがあるからこそ、風がふわ~とふくと、思わず手も足も止め、あ~気持ちいい~。風がこんなに気持ちいいと感じるのもこの季節の醍醐味です。夏といえばやっぱりあれだよね~♪を聞いてみると、子どもたちからは、「海」「プール」「かきごおり」「セミ」「チューペット」とでてくるでてくる!そして、すごいと思ったのが、全部が幼稚園で見た!行った!と今まさにの物ばっかりなのです。“須磨の海”“幼稚園のプール”“ほしまつりのかきごおり”“園庭のセミの合唱”“チューペット”ぜーんぶが公同幼稚園での日々につながっている!まさに生活がつながって~間近で感じるひとときでした。これからさらに深まっていく夏!暑い!だから夏ではなく、プールにはいれるから!セミの声が聞こえてきたから!だから“夏”なんだなぁと子どもたちのひとつひとつの出来事が夏を感じる時間になっているのだなと思いました。
セミの声が園庭にも響き始めました。羽化前のセミの幼虫が動いている姿を初めて見た!抜け殻ではないその姿を見たのは初めてで!大興奮でした。1週間だけのセミの時間。そして、声だけ聞こえていたセミの姿がちらほら。幼稚園の園庭にはポコポコと指一本くらいの穴がたくさんあきだします。なんの穴かというとセミの幼虫!長い土の中での生活を終えて、まさにセミになろうと地面に出てきたのです。そんな穴を探してみると色んな所に!そして昨年、動くセミの幼虫に大興奮だったのですが、今年はその羽化の瞬間を目撃してしまいました!はじめは、「セミがね!」「いるの!」「ぶらさがっててね!」と興奮気味に話す子どもたちに、木から落ちそうなのかな?と見に行くと、びっくり!殻を破り出てきているところではありませんか!これにはくぎ付け!近くを通るお友達にも「ちょっとみてみて!」と声をかける姿に、“この発見を伝えたい”“一人で見るなんてもったいない”“誰かに言わなきゃ”と思うその気持ちが嬉しい。各クラスで育てていた蝶の時もそんな姿にたくさん出会いました。みかんの木で見つけたあおむしを、「見て!」「いたよ!」と教えに来てくれる姿。「これなんの幼虫かな?」と、図鑑で探す姿。「元気かな?」「蝶になってるかな?」と毎朝、部屋の蝶のケースを覗く姿。蝶へと羽化した姿には、「ほんとだ!」「すごい!」と全身で喜ぶ姿。部屋に入ってくるお友達に、「蝶になってるよ!」と声をかけると、もう、朝の用意なんて後で!リュックを背負ったままケースの中の蝶を見るお友達も(笑)こんな風に一つの発見は、みんなの発見へとつながっていっているのだなと、改めて感じます。“百聞は一見にしかず”本物を見ることの大切さを私の方が教えられた瞬間でもありました。
暑い夏。いえいえ、暑いだけじゃない夏!ひとつひとつが子どもたちの全身で味わう時間につながっています。そんな子どもたちと共に公同幼稚園での日々を過ごせることが楽しみであり、喜びです。子どもたちと笑顔いっぱい!時には涙も!と、全身で味わう時間がこれからも広がっていくことを願います。
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