むしむしとした暑さが続いた6月。その蒸し暑さが明けたかと思っていた7月初め。自然の怖さ・脅威を改めて感じた大雨。西日本の各地で猛威を振るい、津門川もいつものおだやかな流れとはうって変わり、流れが速く誰も近づけずといった様子で半分を超える水量でした。4日間にも及ぶ警報がようやく解除となり、子どもたちを待っていたのは、みーんみんというセミの鳴き声と、お日様が照り付けるまさに、夏!といったお天気。そんなお天気の中、空をいっぱいに見上げ、子どもたちと共に見守ったのは多くの方々の願いがこめられた短冊のついた大竹。この竹の歴史はとても深く、様々な思いの中で続けられてきた大切な時間。シャラシャラシャラと竹に飾られた短冊たちが音を上げながら、空に昇っていく姿は、とても素敵で、このような時間を子どもたちとも守ることができましたこと心より感謝いたします。竹を見上げながら、ささにたんざくたなばたまつり~♪と歌い出す子どもたちの姿もとても印象的です。また津門川沿いにも竹が飾られ、津門川沿いには竹が今年は少ないながらもならび、道行く人を楽しませてくれています。この時期ならではの景色が広がっています。
笹の音に涼しさを感じながら~、幼稚園では子どもたちの涼し気な声も広がっています。
公同幼稚園の夏といえば~♪では必ずといっていいほど出てくる、チューペット!初めて食べた時はその食べ方を知らず、横からかじってしまって中身が出ちゃた~!だったぽっぽさんも、もうなんのその!「ぶどうがいいなぁ~」「りんごがいいなぁ~」と味まで覚えてしまうほど大好きなおやつのひとつに♪シャクシャクと食べる音も、涼しげで~。身体に中からひんやり~と夏の風物詩となっています♪
そしてなんといっても、夏と言えば~!プール!!!暑い日には、地面の照りかえしを和らげるため園庭にホースで水をまいて~の日もあったりするのですが、ホースを追いかけ、吹き出してくるその水に向かっていく!いつのまにかホースの水シャワーの時間に~なんてことにも!水遊びが大好きな子どもたちにとってプールとなれば!もう嬉しくてしかたがないといった様子で目を輝かせています!そんな子どもたちとのプールに時間は、おてんとさん♪とかけ合いを楽しんだり、うみだよかわだよ~♪とザブーンと水の中につかったりと歌声が聞こえてくる時間が広がっています。
また、夏といえば~♪津門川沿い、畑のひまわりもこの季節ならではの景色。ぽっぽさんと同じくらいの背たけから始まり、ぐんぐんぐんぐん大きくなっていくひまわり、いつのまにかぽっぽさんを抜かし、さんぽ・らったさんを抜かし、年長さんを抜かし、そして大人の背をも抜かして~とどんどん空を目指しているひまわりと楽しんだ「ひまわりとの背比べ。」手を空に向かってピーンと伸ばせば届くかも?いやジャンプすれば一緒くらいに?となんとかひまわりに届け~!と試行錯誤をしながら楽しむ姿もこの夏ならではです♪
暑さが厳しい中でも、子どもたちの笑顔が広がる毎日♪また、そんな子どもたちの笑顔に大人も自然と笑顔。その子どもたちの笑顔は暑さも吹き飛ばすほどのパワーをもっていることを感じる日々です。子どもたちとのそんなかけがえのない時間を大切に一日一日を過ごしていくことができますように…。
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