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どろんこと太陽

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2018年12月03日
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 「加藤に問題!新神戸行きの電車はどこのホームに止まるでしょうか?…正解は一番左でした!」などと、歩きながらでもクイズを出してくるYくん。「つぎは~たからづか~たからづか~!」と車掌さんになりきったり。Yくんの電車愛には敵わないなぁ~なんて思っていました。どうしてそこまで好きになれるんだろう?と不思議に思っていたのですが、先日そんなYくん含め、年長さんと京都鉄道博物館へ!鉄道博物館へ行くと本物の電車が展示されていたり~鉄道のしくみを知ることができたりと、とても面白かったのです。
特に面白いと思ったのは、レールと鉄の車輪。大きくて、見るからに重そうな車輪でも、レールの上だと年長さん2人で引っ張ったら動いちゃうんです。物を運ぶのに車4台出すよりも、電車で運ぶ方がエネルギー消費量が少なくて済むのだとか。これは、先頭車だけ動く力があれば、後ろも勝手についてくるという原理の元だそうです。でも、止まる時はブレーキを早めにかけないと止まりたい場所を過ぎてしまうみたいです。学生の頃、キッザニアの電車パビリオンでバイトをしていたので、レクチャーをする時に、ブレーキを早めにかけるようにと説明していたなぁと思い出しました。
 そういえば、以前王子動物園に出かけた折の帰りのホームで、Gくんから電車によってパンタグラフの形が違うと聞かされたことがあります。何の意味があって形が違うのかな?調べてみると、パンタグラフは電気を取り入れるための装置で、線路の上の電線から電気を取り入れてモーターに送って走るため、屋根上にパンタグラフを設置しています。ひし形よりも最近「く」の字の形が多くなってきました。これは、「シングルアーム式」と呼ばれるパンタグラフ。ひし形パンタグラフを使っていた古い電車も、シングルアーム式パンタグラフに交換したものが増えているようです。なぜ、パンタグラフの形が変わったのかというと、ひし形に比べて部品の数が少なく製造費が安くですむというのと、重量も軽くなり車両が軽くなることで、レールに与えるダメージも少なくなり線路のメンテナンスにかかる費用も抑えることがきるそうです。
また、利点はコストだけではありません。ひし形は細い棒を何本も組み合わせているため、走行中に受ける空気抵抗も大きくなり、列車が速く走れば走る程、空気抵抗によって生じる騒音も大きくなってしまいます。一方、シングルアーム式は部品が少なく空気抵抗も小さいため、ひし形に比べて騒音を抑えることができるそうです。シングルアーム式パンタグラフは1950年代にフランスのメーカーが開発して、欧州では早くから普及していたようですが、日本では1990年代から~。フランスのメーカーが持っていた特許が1980年代後半に切れたことから、日本のメーカーが製造しやすくなったのだそうです。
Gくんに言われるまでパンタグラフに注目することのなかった私。でも、こんな意味があったとは!みんなが気づいていることってすごく奥が深い!Yくんの電車愛が少し分かったような気がしました。
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