夏も近づく八十八夜～♪野にも山にも若葉がしげる～♪
子どもたちが大好きなわらべうたのひとつでお友達と一緒に～も広がる遊び。うたの中には「茶摘み」のフレーズがありお茶の時期にぴったりのわらべうたです♪
5月に年長さんが摘ませていただいたお茶の葉。6月には倉さんから幼稚園にとたくさんのお茶の葉をいただき全員、新茶を味わうひとときがもたれました。台所や園舎の外までお茶のいい匂いに包まれる中でのお茶パーティ。「今日はいつものお茶ではありません」に、「後川のお茶でしょ？」とすぐに答える子どもたち。そうして少しずつ後川という場所を西宮でも感じ、憧れの場所・そして大好きな場所へと変わっていくのかなと感じるひとときでもありました。
そんな憧れの後川へと出発！大好きな場所へと変わって帰ってくることができた年長さんの宿泊保育に今年も行かせていただきました。出発時には豪雨といってもいいほどの大雨の中、出発した年長さんたちでしたが、後川のほうは西宮ほど雨はひどくなかったようでカニさがしをしたり、お茶の葉摘みをさせていただいたりと後川を満喫。夜にはほうの葉っぱをお皿に公同幼稚園特製焼きそばをお腹いっぱい食べて、心配されていた夜のほたるも無事に見ることができました。子どもたちの声に反応するように飛び交うほたるに大喜びの子どもたち。二日目には山の散策にも行かせていただき、もみじいちごにぐみの実にと山の恵みにも出会うことができたひととき。後川でこの季節ならではの景色、味覚を感じ、体育館で思いっきり遊んで、そしてかえるの声を聞きながらシュラフでぐっすり夢の中へとあっという間の二日間でしたが子どもたちと後川でのひとときを過ごせましたこと、また大きなケガなく西宮へ帰ってくることができましたことに心より感謝いたします。
後川で多くの恵みを感じることができました。西宮でも恵みを感じるひとときが。それは、畑の野菜を使った公同カレー！！畑の野菜も使うだけではありません。この野菜に使われているじゃがいもとたまねぎは今年の年長さんがさんぽ・らったの頃に子どもたち自身で植えさせていだだいたもの。公同幼稚園の大好きなところのひとつでもある、ただ食べるだけではない。じゃがいもができるまで、たまねぎができるまでをさんぽ・らったさんが年長さんになるように種から収穫になるまでを一緒に時を過ごしてきた、見守ってきた、そして収穫だって自分たちでとはじまりからおわりまで、すべてを見る。だからこそのおいしさ。今年もたくさんの想いがつまった公同カレー。子どもたちの「おいしい！」がいっぱい溢れ、笑顔の時間が広がりました♪
食べる！がたくさんの6月。食べるだけでなく見る！が素敵な季節でもあります。
散歩中にもたくさん出会うのは紫陽花。土によって色が変わるという紫陽花。散歩先でもピンクに青に紫にと様々な色で子どもたちを楽しませてくれています。紫陽花を見つけると「あー！紫陽花！」の声が聞こえてきます。年長さん・さんぽ・らったさんは夙川へその姿を見に～♪と今ならではの景色を間近で感じる日々です。
今ならではといえば～！畑に、そして津門川沿いでぐんぐん大きくなってきているひまわり。まだ子どもたちよりも小さいものもあり、「背比べだー！」と楽しむひとときも。ちょっと負けそうにも「ジャンプしたらまだ勝ってるよ」と子どもたちなりに考えて～のかわいい姿に先生たちも楽しませてもらっています。
今ならではをたくさん感じることができた6月。これからどんどん暑さも厳しくなっていきますが、体調に気を付けながら元気いっぱい過ごしていくことができますように。
［バックナンバーを表示する］ 
