日本キリスト教団西宮公同教会・西宮公同幼稚園
教会について
礼拝・諸集会のご案内
小さな手・大きな手
公同通信
教会学校について
公同幼稚園について
どろんこと太陽
関西神学塾:スケジュール
関西神学塾:講師紹介
楽しい学習
賃貸住宅事業部とは
テナントについて
活動内容
アートガレーヂについて
催し物のご案内
リンク
アクセスマップ
お問い合せ
width=1
top>どろんこと太陽
width=639
どろんこと太陽

height=1
2021年07月25日
height=1
1学期が終わり、今は夏休み真っただ中。みなさん、いかがお過ごしですか?
子どもたちは、プール・海・川・ひまわり・セミ・カブトムシ・クワガタ・かき氷・アイスクリーム・トウモロコシ・スイカ…。どんな形で“夏”を満喫しているのかなぁと思いながら、みんなに会う2学期に夏休みのお土産話を聞くことを今からとても楽しみにしています♪
西宮公同幼稚園の生活には、身近に“夏と言えば~”があふれています。朝、時には耳をふさぎたくなるほどの大熱唱を~のセミ。夜は少しホラーな気もするほど、園庭のあちらこちらを、まだ羽化していない、まさしく今から羽化しようと穴から出てきたばかり!ちょうどいい場所を探して歩きまわっているセミがいっぱい。
津門川沿いにも!そして畑にも!一番大きいもので(7月14日時点)4メートルもの高さに育っているひまわり。サツマイモの畝の雑草を抜くとき、ひまわりの下に自然と子どもたちが集まっているほど~大きく育って、陰も作ってくれるひまわり。
そして、暑い夏に例年は“カーテン”をつくって、泥団子づくりの時に優しい涼しさを届けてくれてきたゴーヤ。今年は、雲梯の横は“ぽっぽさんの!!!”ある野菜がカーテンを作ってくれましたが、教会の入り口の横には今年もゴーヤが~でした。
さて、先ほど“ぽっぽさんの!!!”ある野菜~と書きましたが、今年は例年おなじみの“夏と言えば~”に加えて、園庭に今年ならではの“夏と言えば~”が仲間入りしました♪きっかけは昨年度の湯川先生のひとこと。きゅうりの塩昆布和えが何よりも好き(?)な湯川先生。こんなにもいろいろな野菜が実っている畑、きゅうりもあったらいいのにな~と。今年度になり、何か学年でも楽しみたいね~という話になったとき、ぽっぽさんはきゅうりを育てたい!それなら、さんぽらったさんは冷やして食べるとおいしいトマトがいいねぇ♪年長さんは、ナスとピーマンのみそ炒めが食べたい!と、先生たちの好みの夏野菜をつぶやき…。つぶやきや想像だけでは終わらないのがここでの毎日。数日後には園長先生が苗を用意したくださいました。ぽっぽさんはお散歩に行く前など湯川先生と一緒に水をあげることから始まった日々。さんぽらったさんは、四方先生が「きょう水あげてくれた~?」と声をかけながら、でも自分たちで!それに加えてこっそり、夕方や朝などさりげなく足りない分のお水を毎日あげていた四方先生です。年長さんはというと…“忘れん坊”で有名な私。でも水を上げないと枯れてしまうし、あげすぎてしまっても枯れてしまう…。「お水いりますか?」と、ナスとピーマンに聞いてごらんと、園長先生から聞いた子どもたちは、お水を上げる前に土を触り、あげた後も土を触り…と、ナスとピーマンと“会話”をしながらの日々でした。
それぞれの学年が、それぞれの形で大切に見守ってきた夏野菜たち。きゅうり、トマト・ナス・ピーマンといえば、もちろん中には苦手!もありますが、育てる時にそんなことは関係なくて思いはひとつ!なのに…。なのに…。天敵が現れました。ちょうど繁殖期をむかえたカラスです。ケヤキの木に巣を作ろうとしていたので警戒していたのですが、うまくいかなかったようで完成せずにどこかへ行ったものと思っていたら。巣は完成していないけれど、朝幼稚園に来ると食べられている野菜たち。なんで?と怒りを覚えた大人。これが2日続くと朝「もーーーーー!」と発狂…。でも、そのまま片づけることなく子どもたちを迎えると「ねえ、ぽっぽさんのきゅうりがちらっかってる!」とぽっぽさん。「だれがしたん?」「河童かな?」と広がる会話がかわいくて♪ぽっぽさんはきゅうりを食べたり、他のクラスの子どもたちにも届けてくれながら、『カッパのたいそう』(新沢としひこ:作詞・作曲)のダンスも楽しんでいたからこそ~の一言がとてもかわいくて。
何日も続くと対策を考えなくては!トマトにはネットがかけられました。「トマトが食べられへんようにこれしてるねん!」とさんぽらったさん。そんな風に大切に見守って。収穫までに一番時間がかかったからこそより一層嬉しそうで、でもここまで待ったからこそ⁉「これはまだちょっとすっぱそう。」と、ほんの少しオレンジ色のところが残っているトマトは採らないでおいているさんぽらったさん、すごいなぁと感動☆
年長さんはというと…収穫したらすぐ次の話題に。「今日とったっていうことはさ、今日食べるよねぇ。」「何にして食べるんやろ、ナスとピーマン。」「それはまだわからんけど、絶対今日食べるわ!」会話も面白いけれど、きゅうりのカーテンの下で泥団子を磨きながら~というのがさらに面白い!
何気なくはじまった夏野菜と共に~の毎日。教会の入り口の横で実ったゴーヤをいただき、一学期最後のお弁当日に、ぽっぽさんは『きゅうり入りゴーヤチャンプルー』さんぽらったさんは『トマト入りゴーヤチャンプルー』年長さんは『ナスとピーマン入りゴーヤチャンプルー』をいただきました♪普段は野菜が苦手でも“みんなと一緒に~マジック”(⁉)一口味わってみたり、おいしい!とおかわりしていたり、ただ“食べる”だけではなく、いろいろな物語が~の夏野菜との毎日でした!
2学期はどんな楽しい出会いが待っているかな~☆

追伸…
(心の中で)カラスと格闘!の日々の中で、偶然本屋さんで見つけ、その日は帰ったけれどやっぱり気になって後日手に取った一冊。『第67回青少年読書感想文全国コンクール 小学校中学年の部(3,4年生) 課題図書』のため、見えやすいところに!何か所かに陳列されていた「カラスのいいぶん 人といきることをえらんだ鳥」(嶋田泰子:著 岡本順:絵)を読んでみました。不思議!今までになかった感覚!そんな視点でカラスを考えているのだ!と、面白くて…でもやっぱりみんなの大切な野菜を盗んでいくのは許せない!ですが…。みんなと野菜を育てた毎日があったからこそ出会えた1冊。きっと大人が読んでも面白い、おすすめです♪

height=1
[バックナンバーを表示する]
height=1


?????width=80

Copyright (C) 2005 koudoukyoukai All Rights Reserved.