「がんばるぞー!」
年に一度、この日だけ!西宮公同幼稚園の園庭にこの言葉が飛び交う3学期始園の日。2022年も1月7日に「がんばるぞー!」の声が響きました。毎年、年長組の子どもたちが、和太鼓をたたいて、その音で新年が始まったな~と感じる幼稚園の年明けです。約1時間ほど園庭で和太鼓と共に、全クラスの子どもたちが過ごしていたのですが…。後から聞いた話によると、いつも幼稚園でもお世話になっているかとう内科・外科・整形外科クリニックさんの方まで太鼓の音が聞こえていたそうで!突然和太鼓の音を聞いたら「何事だ!!?」と驚きそうにも思いますが。街はいつも通りの様子で~そんな光景からも、西宮北口という街と共にある幼稚園が、いつも温かく守られていることを感じた新年の始まりでした。
他にも、西宮公同幼稚園の3学期!冬!といえば~冬ならではの遊びも広がっています。そのひとつは、けん玉!11月、公同まつりでもけん玉名人の方が来てくださったり、マイけん玉で、家でも遊んでいる子どもたちも多いですが。3学期になると、♪もしかめ~ ♪ジンギスカンの音楽が鳴り響き、その音に合わせて遊んでいます。年長さんになると、おぉ!と思わず感心してしまうような姿も~さんぽらったさんはというと、ちょっとやってみようかな~と、初めは様子を伺いつつ…、少しずつ輪のなかに~です。ぽっぽさんは、入園してから初めて見る光景に、けんだまよりも、CDデッキとそこから流れる音楽の方に夢中で、いつもCDデッキの前にはぽっぽさんのかわいい後姿がずらり~。でも、ただCDデッキを見ているだけでも、音楽を聴いているだけというわけではなくて、しっかりと“あ、あそんでいるんだな”と感じる姿で。♪もしかめのときは、ゆっくりと小刻みに体が揺れている。♪ジンギスカンの時はスピードアップして素早く体が揺れている。そんな姿もいとおしい冬の園庭です。今は、少しずつ輪のなかに~と、けんだまへの挑戦を広げているさんぽらったさんも、どんどんかっこよく~の年長さんも、ぽっぽさんのころはCDデッキと音楽に夢中だったのだよ。それぞれの形で、楽しみながら広がっている挑戦の数々。今あるこの瞬間が、これからの日々に繋がっていると思うと、一瞬も見逃したくないな~と思う、子どもたちのかわいい姿がいっぱいの毎日です。
けんだまと言えば、先生たちも挑戦中です。園長先生は朝、門に立って下さっているときに、ふりけんの特訓を!そして、事務所に「けんだまください!」と訪ねてきた子どもの前では成功するまで挑戦~だそうですが、そんな姿をどこかで見ていて!?♪もしかめよりも、♪ジンギスカンよりも先に、ひたすらふりけんに挑戦する子どもの姿も~なのは今年ならではの光景なのでした。
私の個人的な挑戦はというと、6年前くらいに『ZOOMA DANKE』というけんだまパフォーマーの方々の特集を見て、その技の中の一つを猛特訓しはじめています。すでに6年…、しかしまだ成功率は100回に一回ほど。3連続の技で技の名前もわからなかったのですが、この原稿をきっかけに調べてみると、『飛行機→中皿→ダウンスパイク』という技だそうです。
子どもはもちろん、大人もやりはじめたら夢中になる(いや、ムキになる…笑)。まずは、♪もしかめ→♪ジンギスカン→技~と、子どもたちと一緒に、ぜひ大人の方も挑戦してみてください!体がポカポカ~、そして次の日ふとももが筋肉痛になることも…。体があたたまって、楽しくって、一石二鳥、冬にぴったりのけんだまです!いっぱい遊んで、寒い冬も元気に過ごすぞー!!
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