2022年度の西宮公同幼稚園の生活が始まりました。3月に新しい色の帽子をもらって、きっとドキドキわくわく、いろいろな気持ちを抱きながら4月の始園式・入園式を迎えた子どもたち。年長さんは「ねんちょう」というプライド!?が、垣間見えたり、さんぽらったさんは「ぽっぽさんはいつくるん?」と話す言葉から、「もうぽっぽさんじゃないんだよ~」と、ちょっぴりお兄さんお姉さんになったのが嬉しい気持ちを感じたり。ぽっぽさんはというと、こっこぐみにいた子どもだちは、こっこさんのときの靴箱の方に向かっていたり、ぽっぽさんから新しく~の子どもたちは、きょろきょろ~目に入るものすべてが不思議で、わくわくしている様子。
まだ始まって数日、4月12日(火)にこの原稿を書いているのですが…、すでに面白いことがいっぱい!これからもきっといろいろな出会いが待っています。そんな日々を大人も子どももみんなで味わうことができますように。2022年度も、どうぞよろしくお願いします。
4月、畑といえば!!チューリップ。
♪ちゅーりっぷ しゃーりっぷ
おんりきりきりき あっぷっぷ
○○さん おはいり~
はい、ありがとう~
この季節に楽しんでいるわらべうたです。幼稚園の畑には、赤・きいろ・むらさき・ピンク…と、たくさんのチューリップが咲いていますが、また今度見に行こうとしていると、開ききってしまっていたりしていて、なかなか難しい。ほんの一瞬の、はかないいのち、だからこその感動も大きく、みんなが大切に想っている生きものの命です。12日(火)には、一足先にさんぽらった・年長さんが畑を訪れていました。ぽっぽさんは、降園後に親子で少し足を運んでいただきました。ぽっぽさんは、かわいい!と、花よりも畝が線路に見えたようで畝の間を何度も行ったり来たりしているおともだちが多かったのでした。
ゴールデンウィーク前後には、西宮公同幼稚園の名物の一つ、世界一美味しい(!?)イチゴが旬を迎え、毎年雨や虫などで少しずつ姿や味わえる量も違うイチゴですが、今年はどんな姿を見せてくれるでしょうか。
今の時期、畑へつながる道を通っていると、「いちごできてるかな?」という会話もいっぱい、聞こえてきます。やっぱり花より団子!?大人も子どももおいしいものには目がない~ですね。
春夏秋冬、一年を通して、味わうものだけでなく、見る物・触れるもの・においを感じる物・小さな生きものの世界…など、たくさんの出会いに恵まれる西宮公同幼稚園の畑。今年はどんな出会いがみんなのことを待っているかな?
感染症など、色々な状況の変化に翻弄される日々が続いているとはいえ、安全で、安心して過ごせる街が在ること。また明日ねと、あたりまえのように、会話を交わして明日を楽しみにできる環境であること。決して当たり前ではない日常に感謝しながら、今年度もみんなと、五感をフル活用して!たくさんの出会いを味わうことができますように。
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