2学期が始まって、約2ヶ月。太陽の光が照りつけるように暑かった日々も過ぎ、気持ちのいい季節がやってきました。西宮公同幼稚園の秋は盛りだくさんです。
10月に入ってすぐ、全クラスで向かったのは、甲山！
ぽっぽ組の子どもたちは、神呪寺までバスで行き、そこから頂上を目指します。4月、「はじめのいっぽ」で、はじめてお友だちと幼稚園の外へと歩みを進めたぽっぽさんたちも、甲山の頂上まで、自分たちの足で歩きます。
さんぽ、らった、年長組の子どもたちは、幼稚園から歩いて甲山まで。これがすごく長い道のりで。（幼稚園に戻って歩数を確認してみると、2万5千歩ほど。約17.5キロの道のりです。）お友だち同士、「あと、すこしやって！」「がんばろ！」と声をかけ合いながら、歩いた頂上までの道。頑張ったからこそ、頂上が見えた時の、笑顔といったらそれはもう最高で！ 先に待ってくれていた、ぽっぽさんたちと一緒に、頂上で食べたおにぎりは格別でした。自分の足で歩いて、色んな所へ行ける喜びを改めて感じた、そんな1日でした。
10月の中頃になると、年長組の子どもたちは丹波篠山後川へ1泊2日の宿泊保育へ。秋といえば、実りの秋！後川では、山で栗拾いをした後、いつもお世話になっている、倉 豊さんの畑で、枝豆刈り、さつまいも掘りと、たくさんの美味しい秋との出会いがありました。沢山遊んで、食べて、そして2回目へと…、ちょっぴりドキドキの夜を過ごして、2日目は大野山へ山登りに。山の中を歩いていると、何故か、山の中にサワガニがいたり、モリアオガエルがいたり、初めて見る虫などの生きものたちとの出会いがあり、楽しみながら頂上までの道を歩きました。途中、「冒険道」と言われるような、険しい道があっても、なんのその！「ここ、すべるからきをつけてね！」とお友だちを気遣う姿も。優しく、そして、たくましくなった年長さんたちです。
感染症が少しずつ落ち着きつつある今。2回目の後川での1泊2日のひとときを、年長組の子どもたち24人全員で過ごせたことが、何より嬉しく思いました。
子どもたちのためにと、沢山のご協力くださった、後川の方々。そして、園長先生をはじめとする幼稚園関係者の方々、そして送り出してくださった保護者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
後川でのたくさんの豊かな経験が、子どもたちのこれからの毎日の糧となっていきますように。
公同の秋、2学期はまだまだ盛りだくさん！心いっぱい、体いっぱい楽しむことができますように。
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