いくつかの問題を解決して、幼稚園の玄関に、薪ストーブが設置されることになりました。教会礼拝堂の豪華な薪ストーブ(確か、デンマーク製)と違って、薄い鉄板で出来た「安価」な薪ストーブですが、十分に仕事をしています。同じ薪ストーブは、餅つきの時に園庭で、沸かす、蒸すにあたって、大活躍をしますし、たこあげ大会での武庫川河川敷で「公同鍋」を作るのにも、存分な働きをしています。武庫川の時には、燃料の薪が足らなくなると、河川敷の枯れ木、枯れ枝もそのまま燃料になります。
幼稚園の玄関の「いくつかの問題」の中でも、階段の高い天井でどうするかでしたが、何とか解決することが出来ました。というか、高く天井に伸びる煙突は、それはそれは空気の流れがよくて、ゴーゴーと音を出しながらよく燃えているのです。
この薪ストーブは、上にやかんを乗せればお湯が沸くし、金網を乗せれば餅が焼けるし、もちろん、既に何度もサツマイモも焼いています。
薪ストーブを設置するにあたって、いくつかの問題の一つは、子どもたちが「安全」でその周囲で過ごせるかでしたが、吉岡正敏さんが、改良に改良を加え、子どもたちはほぼ安全な状態で過ごせるようになっています。
お湯が沸かせて、餅、サツマイモが焼けて、更に何が可能かで実現したのが、1月24日(火)の「ピザ」でした。今津のAプライスで、子どもたちの誕生日会のスープの材料を仕入れた後、近くのテンポス(中古の厨房機器などを扱っている店)も覗いて見つけたのが、湾曲している丸い金網でした。これをストーブに乗せて、その上にピザの皿を置き、蓋をすれば、薪ストーブで焦がさずにピザが焼けてしまう。で、24日の“薪ストーブピザ”になりました。何とか焼けたものの、少し焦げてしまったのは、金網と薪ストーブが近すぎたためで、これは今後の課題ですが、十分にピザを焼けることが解かりました。
ということで、幼稚園の玄関の薪ストーブは、暖房というよりは、調理器具として、いっぱい遊びたいというのが、設置の何よりの理由です。
そして、燃料はと言えば、「燃やすほど」たくさんあるのです。
[バックナンバーを表示する]