西宮北口にも、こんなにも雪が降るとは!畑も一面が白くなるほど雪が積もっていました。小さな雪だるまを素手で(笑)「つめたいー!」と言いながらも、楽しそうにつくっていた子どもたちです。
1月は寒い日がいっぱいで、その分より一層、薪ストーブのぬくもりが心地よい、そんな日々でした。薪ストーブで、“あったかい”“おいしい”も、いっぱい。お味噌汁、スープ、ピザ、やきいも、竹に巻き付けたこうどうパン…などなど。
そして1月といえば!もちつきの日もこの薪ストーブと共に。もちつきの日の朝も雪がしんしんと、少しだけ降っていましたが、おいしいおもちでみんな元気いっぱい!幼稚園の子どもたちも、教会学校のみんなも「よいしょー」の掛け声とともに、おもちつきのひとときを楽しんだ1月28日(土)でした。
1月30日(月)は、年長組の子どもたちは、滋賀県箱館山に雪あそびに行ってきました。その前に、幼稚園や畑にも少し雪が降り積もっていたとはいえ、比べものにはならない雪の量。あたりまえですよね(笑)。西宮北口の雪でも“珍しい”から、大はしゃぎの子どもたちでしたが。まず、箱館山スキー場の駐車場でバスを降りてすぐの雪。この雪は降ってしばらく時間がたっている雰囲気、表面が溶けて固めの雪。それでももちろん大興奮!そして、ゴンドラに乗って上に向かいながら見える雪は、「これ、おちたら、どうするん」「ゆき、ふかふかやから、いたくないやろ」などなど、“雪を見ながら”の、子どもたちの会話が面白くて。上に着くと、もちろん一目散に雪に向かって走り出すみんななのでした。
降り積もったばかりの雪の上を“ザクザク”音をたてながら歩いたり、走りたい!けれど、雪が深くて走るのが難しい…、転んでしまった…、けれども痛くない!ふかふかで面白い!だからあえて何度も転んでみる!なんてことも(笑)。こころいっぱい、からだいっぱい、雪とあそんだ1日でした。
2月初めの土曜日はたこあげでした!とってもいいお天気に恵まれて、恵まれすぎて風がない!風がなくて凧を揚げるのが難しいほどだったのですが、その分思い切り走って、半そで姿の子どもたちもいっぱい。武庫川河川敷にも薪ストーブで、公同幼稚園名物“公同鍋”もいただきました。「これたべるためにきた!」なんてかわいい声も聞こえてくるほどのおいしさに、みんな夢中でした。
先日、教会学校の松本さんのお話が、“凧揚げ”についてでした。江戸時代は“いかのぼり”と呼ばれていて、みんなが楽しみすぎて困った幕府が、“いかのぼり禁止令”を出したところ、それでも“いかのぼり”で遊びたい人たちが「これは凧揚げだ!」と言いながら遊んだことから、“凧揚げ”と呼ばれ始めたのがきっかけ…というお話でした(諸説あるそうです)。そのお話を思い出して、凧揚げの日に「いかのぼり~」なんて声も聞こえてきて面白かったです。
いろいろな時間がつながっていく毎日。幼稚園で薪ストーブと共に過ごしている子どもたちですが、教会学校の時間に礼拝堂に行くと「これようちえんにあるのと、なんだかにてない?」と、ぽっぽぐみの男の子が話しているのを聞いて、なんだか心がほっこりしました。
そんな子どもたちの生活がたくさんの人の想いがつながって守られていること、そして一緒に過ごさせていただいている日々に、心より感謝いたします。
2022年度も残り約1か月となりましたが、子どもたちとたくさん歌って踊って、歩いて走って、跳んで!笑って、時には泣いて!そんな時間を一瞬一瞬大切に、紡いでいくことができますように。
[バックナンバーを表示する]