2023年度がはじまりました。“えんちょうだより”にもあったように“チーム15”そして、このチームは無限！そんな仲間たちとの毎日です。
始園の日、子どもたち同士でも、まだちょっと不思議な雰囲気の「えー！〇〇色なん？」と、新しい帽子の色の話をしていたり。教会学校では、3月に卒園した新1年生が「へぇ、○○（名前）って、ねっこさんになったんやぁ」などなど、一緒に過ごしてきた仲間へのつぶやきに“無限のチームだなぁ”と、改めてまた嬉しく思いました。
西宮公同幼稚園の春休み、私は教会学校の子どもたちと高取山登山と、淡路島平安荘ワークキャンプの1泊2日のキャンプに行かせていただきました。
高取山登山では、一面ピンク！の ミツバツツジの花のトンネルを歩きました。山道になる前、まだ住宅街の道では、足元のスズメノエンドウやヨモギを見つけて、「これ、おいしいやつ」と、西宮での生活を思い出し、スズメノエンドウはおひたしで、ヨモギはヨモギもちやヨモギだんごにして、この時期に味わっている幼稚園の子どもたちです。
淡路島平安荘キャンプ場でのキャンプは、久しぶりの宿泊でのキャンプでした。5年生以上のキャンプなので、「泊まるのは、はじめて」という声も聞こえてきて、それと同時に「どこでねるん？ねるとこあったっけ？」もかわいくて、幼稚園の年長組のときに訪れる淡路島平安荘キャンプ場です。竹のお箸をつくったり、えんちょうラーメンを食べたり、思い出話にも花が咲いたのでした。
幼稚園の畑にもある、ノビル（野蒜）。幼稚園の子どもたちは、園長先生特製の“のびる焼き”が大好き！淡路島にも、ノビルは生えているので、この時も園長先生の“のびる焼き”が登場。幼稚園の畑のノビルとは比べものにならないほど立派な大きさ！幼稚園のみんなにも見せてあげたかったー！食べさせてあげたかったーと、淡路島で思ったほどでした。
今年は、カセットガス式耕運機も使って畑を耕したのですが、耕運機を使う前に、まず根っこをすべて取り除くことからスタートです。根っこを掘り起こしていると、太く深く根を張った植物…一体何の根っこかなと思うほど、雑草の力、恐るべし！なのでした。枯草をフレコンバックに集めるとき、「よーいどん！」で、集めた量を比べる対決も、遊びだけど全て本気！の2日間。便利な世の中、情報があふれて、その情報に振り回されることも少なくない日常ですが、海の近くで、風を感じ、土に触れて、思い切り体を動かして、あぁ、やっぱりいいなぁ～です！
淡路島といえば、海！入る予定で、水に濡れてもいい服で…ではなく、突然始まる、海に「どぼーん！」のはずが、その前に転んで濡れてしまいました。「さきにぬれちゃったら、はらだ、おとすおもしろさへるやんか！あかんやん！」と、小学生に怒られる始末…。
海の岩場でまさかの！ウエディングフォト（ウエディングドレス姿&タキシード姿の新郎新婦さんとカメラマンさんなどスタッフさんたち）を撮られている横で、海の中で相撲をとるという、ある意味どちらも記憶に残る！？ひとときになったのでした。
春休みがあけて、幼稚園が始まるとすぐに、子どもたちは「こいのぼり」に色をつけました。例年は年長組の子どもたちだけなのですが、今年は、なんと言っても“チーム15”ですから、みんなで彩りました。ゴールデンウィーク前にはそれぞれのご家庭にかえるこいのぼり、お楽しみいただけましたでしょうか？
赤、青、黄、緑、朱色と、5色の色を使って、白い布に色をつけていきます。「これ、2こつくるの？」と、2つの魚の形をみて、2匹こいのぼりつくると思っていた様子。子どもたちが色をつけた布、2つの魚の形をお家の方が縫い合わせてくださって、毎年、津門川を泳ぐこいのぼりになります。
いつも嬉しい津門川沿いの光景。教会や幼稚園の関係者に限らず、街を歩く人が足をとめ、眺めながら笑顔で話している姿。こいのぼりだけでなく、夏に咲くひまわりと街の子どもたちが背比べをしている姿も、「にしきた」という街と共に、そして街をとびだして！の冒険の中での出会いがいっぱいの、西宮公同幼稚園の子どもたちの毎日です。チームも生活もすべてが無限！ですね。子どもも大人も、走って！跳んで！歌って！踊って！みんなで、思う存分笑い合うことができますように。
2023年度もよろしくお願いいたします！
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