7月になり、幼稚園の子どもたちの活動は変わることなく伏原町の畑にでかけ、サツマイモの草抜き、スイカのつるの伸び具合を見ながら、藁を敷くなどになっています。そして、「咲けば、必ず実になる」というナスと別に育っているピーマンが、子どもたちの大好きな「味噌炒め」になったりしています。
そして、そんな毎日の子どもたちの「ホッと」する時間が、かき氷です。一昨年までは簡易な「かち割り」のかき氷でしたが、氷屋の森下さんのアドバイスで思い切って購入することになったのが、「ブロック(塊の氷)」用のかき氷機です。その威力で、既に5月から幼稚園の子どもたちのかき氷は始まっています。かち割のかき氷は、少し油断すると、すぐに溶けた氷が張り付いてしまい動かなくなります。(機械が空回りする)ブロックの氷も、油断すると削った部分の氷が、刃の付いた盤に張り付いてしまいますが、ブロック1個(半貫目)が終了するまで、文句なしに順調に削り続けますから、何しろ仕事が早いのです。
そんな事もあって、かき氷機は幼稚園の玄関に出っぱなしです。ちょっと、日差しがきつい日には、「じゃー、今日もかき氷」になってしまうのです。そして、その場合の「蜜」は、自家製のカリンシロップか、梅シロップと決まっていましたし、子どもたちも大人気でした。
ところで、ところが7月1日のほしまつりでは、例年よりは少し種類を少なくしたものの5種類の市販のシロップを用意したところ、子どもたちが文句なしに選ぶのは、「ブルーハワイ」です。人工着色で、精製された砂糖のシロップなのに、しかも食べ終わった舌は、青く染まっていたりするのに、ブルーハワイは絶大な人気なのです。
ほしまつりが終わっても、かき氷の日は続いています。で、蜜はカリンシロップと梅シロップにしていましたが、何ということはなく、子どもたちはそのいずれかのかき氷のシロップを食べていました。ところが、ブルーハワイと梅シロップを並べると、ほぼ100%「ブルーハワイ」になってしまいます。
そんなかき氷の日々も、もう少しで幼稚園の夏の休みになります。
で、ブロックの氷なのですが、半貫目(ブロック1個)の約1/2量で、シェラカップ約25人分くらい賄うことが出来ています。(作っているえんちょうは、かき氷を口にすると、何故かすぐにこめかみのあたりが、たち所に激しく痛くなるので、決して口にしたりしません)。
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