“もうすぐ夏休み”だったのが、その夏休みはすでに終わり、元気に2学期が始まっています。夏休み、暑くてそして忙しい日々でした。恒例の小中学生を中心としたキャンプが2つ行われ、毎年は休み前に実施する年長さんの宿泊保育も今年は休み中。先生たちは休みだからこそ、の勉強、全員揃ってのそれは手作りの2泊3日の研修会を。そんなあれやこれやであっと言う間に8月夏期保育の24日が訪れてしまった、そんな夏の日々でした。幼稚園で大体長期休暇の間に行われる工事は、この夏は2階にあるプールのリフレッシュ。使い込まれた底板や周囲の人工芝などの張り替えが行われました。他の園の話を聞いたり見たりすると驚くのはこのプールのこと。保育所などでも8月立秋にはプールは閉じるなんてことを知って実はこけそうに驚いたこともあります。ここ公同では5月くらいになって汗ばむことがあるとシャワー、また水を少し入れて中で足を冷やして遊んだり。7月は前回書いたとおり、おかあさんがたも混じって園中に大歓声が響き渡ります。8月後半の夏期保育期間中は何といってもまずプール、プールなしになんて考えられません。子どもたちのいろんな変化もしっかり楽しむことができます。そして9月、暑い日にはそれなりの活用のしかたをします。10月に入っても、散歩の帰りなどに「きょうはあついね、かえったらプールかな」なんて子ども同士の会話がそこここから聞こえてきたりもしています。1年のかなりの時間を実に有効活用されているプール、まだまだ使われても大丈夫なようにあちこち手入れされました。
さて年長さんはこの夏、年長ならではの特別の時間を2度持ちました。8月15、16日と富山は氷見の有名な獅子舞のおまつりへ(「わいわい350キロの旅」)。海水浴も2度、とてもすてきな宿泊所にみんなで泊まって、2日間を目一杯楽しく過ごすという体験。29日は今度はこれは毎年続いている淡路島でのカヌー体験に竹のお箸づくり。自分で磨いて作ったお箸はそのあと食べたラーメンの味を何倍にもおいしくしてくれました。
そんなこと幼稚園で?とみんなに目を丸くされることも多い公同の毎日。この夏の日々もそうでした。でも当事者のわたしたちはというと子どもたちはもちろんのこと、昨日の今日だし、今日の次にやってくる明日、なのです。8月15日、予定した子どもたちが集合場所にやってきてくれました。7月20日じゃあ元気で夏休みを、と別れて以来の出会いです。でも昨日の今日のようにすっと一日が始まりました。公同の仲間ってそんな仲間なのです。
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