10月に入りました。1年が早い!、とそう強く思ったのは10月から始まる教室があって、それが今年もスタートしたからです。これは、来春の入園が決まってそしてすでに満3歳を迎えている場合は週に2回、4時間ほどの時間ですが、そんな仲間との楽しいひとときを大きな子どもたちと交じったり、そして何より自分たちが一番大きな顔をして、幼稚園という憧れの場で過ごすことができる、”プレぽっぽ”という教室です。4月から一番小さくて優先順位一番で過ごしてきたぽっぽさん、そのぽっぽさんがとっても大きく見えるそんな時期を迎えたということでもあります。
秋を迎えて毎日がご馳走、栗に柿に梨にぶどう、りんごにかぼちゃに新米に枝豆にさつまいも、もう書き切れません。申し訳ない位に、いろんな届け物があって、日替わりのおいしいメニュー“秋”を味わっています。何かいただくと、すぐにいただきます!ではありません。もうそれこそそこまでやるかというくらいにみんなでまず、全体を楽しみます。紙に包んであるなら、箱に入っているなら、おもむろにじらしてじらして開けるところから始まります。3日朝、柿が届きました。「あんた一体何が一番好きなの」と時に怒られるくらいに、「あっ大好物です」と何でも受け取るわたしですが、果物はみんな好き、中でも柿はやっぱりいいですねえ。しかもわたしが名付けた“座布団柿”、四角いのが何とも言えません(そんな言い方どこにもないと言われるのですが)。数えてみると24個あります。今日はどんなふうにして~と頭の中で思いをめぐらせます。やっぱりクイズですが、先生たちに勢揃いしてもらって。高校生クイズのように頭の上で手を立てるというふうにするということでいざスタート。秋ですという最初のヒントで閃いた先生が。顔でわかります。次、四角ですと言うなり、その先生すかさず口でもピンポンピンポン!とにぎやかなこと。お見事、柿をあててくれました。
そんな柿はもちろんお次は皮剥き大会になります。梨でもりんごでも何でも、皮を包丁でどれだけ薄く長く切れずに剥けるかを競うのです。もちろん子どもたちは応援、声を嗄らして応援してくれますからまあにぎやかなこと。だからこそ、たとえ一切れでもおいしいのですね、みんなで食べるのが最高のご馳走なのです。
そんなわけで秋を味わっています。どんぐりを拾うのが楽しくて、足を上手にのばせるようになりました。ざくろや時にはあけびを見つけたりも。そう、出掛けて歩いていても下を見てどんぐり拾いに忙しくてもしっかり上も見て。おいしいものを旬を逃さず発見するのも散歩の醍醐味です。
福岡の安川先生お元気ですか。メールありがとう!先生に新人研修をしてもらった石堂先生も元気でがんばっています。去る年は園長先生の還暦のお祝い、そしてこの6月は仲間の結婚のお祝いで井上先生や右田先生も集まってきてくれました。網干先生も健樹くんと一緒によく園をのぞいてくれます。先生ともまた会えるといいですね。沖縄から連絡をくれた吉田先生などみんな離れていてもちゃんとつながっていると思えるのはほんとに幸せです。赤山しょうぶくんが訪れてきてくれたり、いつも園は園児たちだけでなくにぎわっていますよ。
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