日本キリスト教団西宮公同教会・西宮公同幼稚園
教会について
礼拝・諸集会のご案内
小さな手・大きな手
公同通信
教会学校について
公同幼稚園について
どろんこと太陽
関西神学塾:スケジュール
関西神学塾:講師紹介
楽しい学習
賃貸住宅事業部とは
テナントについて
活動内容
アートガレーヂについて
催し物のご案内
リンク
アクセスマップ
お問い合せ
width=1
top>どろんこと太陽
width=639
どろんこと太陽

height=1
2007年04月19日
height=1
 4月12日入園式、そして3年保育の子どもたちを迎えてそのクラスがスタートしました。幼稚園のみんな勢揃いです。帽子の色もみんな揃いました。オレンジの帽子を被り、3つのグループに分かれるその印のワッペンをもらって、帽子のうしろにつけます。3つに分けるようになってから4年目を迎えます。2つのグループに分けていたそれまでから、人数が増えてどういう形で新年を迎えようと悩んでいたある日「こぶたほいくえん」(福音館書店)の絵本を思い出しました。可愛い3匹のこぶたたち、大きくなって段々おかあさんの手に負えなくなり、保育園に入園させようとある日おかあさんと一緒にでかけていきました。3匹が楽しそうに走り回り、一緒に体操をしたり遊ぶ様子が描かれています。もちろん「おかあちゃーん」と寂しくなって泣く様子も〜。そんなこぶたたちは赤と緑と青で、誰かがわかるようになっています。「これだ、これでいこう」、そう思った時、人数が増えるぽっぽさんとの出会いがとっても楽しみになりました。そうしてこの4年間、入園式の日にワッペンをもらってそれを帽子のうしろにつけて、みんなの登園がはじまってきました。みんな“ぽっぽさん”で一緒、公同の三つ子ちゃんです。でもグループがわけてあるととっても集まりやすい、動きやすい、でかけやすい、のです。まだみんなの生活は20日までは10時半までの時間です。でもわずか3歳の子どもが安心してそのわずかな時間とはいえ、心地よく過ごせるようにこの時期“ぽっぽプロジェクト”が組まれます。たくさんのお手伝いの方が実に目立たないように入ってくださって生活を応援してくれます。子どもたちが園庭に出たあと、片付けてそして次に入ってきたらおやつが食べれるように椅子が並べてあります。園庭の片付けも当初はみんなでしなくてもいいように、さりげなく手伝ってくださいます。朝、子どもが出したおたより帳などを、その日のおたよりを挟んでまた子どものリュックに戻してくださいます。いわゆる“お帰りの用意”と言われている行程、もう間もなく一人でできていくようになるのですが、今はそれらの用意を全部整えてくださるので、子どもは最後にリュックを背負うだけ。そうして自分の居場所を見つけて落ち着いて過ごせるようになると、どんなことも自分でやるようになっていきます。手洗い、自分のコップを持ってすわる、食べる(前後の挨拶ももちろん)、コップを持ってうがいにいく、タオルやその他の持ち物それらを一人ひとりのリュックに入れて背負う、帽子を被って集まる〜集団生活となると実にいろいろなことが求められていきます。その間にトイレに行ったり、先生のほうから声かけがあれば応えたり。最初はとにかく笑顔で過ごしてもらうために、おとなはみんな総動員で子どもたちをベルトコンベアーに乗せるようにして、無理なく2時間弱の時間を過ごすのです。
ベルトコンベアーと書きましたが、誤解があるといけません。一斉の枠にはめるという意味ではなく、ゆるやかに集団の生活を経験してもらえるように配慮するということです。朝泣いていても園に来てさえくれたら、そんな無理のない時間を過ごすうちに、その子どものペースで必ずほんとの笑顔が出てきて、休みの日にも「どうしてやすみ?いかないの?」という声が聞かれるようになっていくのです。一斉の入園式は終わりましたが、それぞれの心身ともにの“入園式”が終わるのは、一人ひとり違います。それを応援するのが“ぽっぽプロジェクト”、これは朝と帰りの用意だけでなく、とても力を入れていることがあります。15分ほどのぽっぽさん全体での集まりです。毎日何かしら“お楽しみ”あります。かくれんぼしている人形が顔を出してみんなを驚かせたり、何もないエプロンが八百屋さんやお菓子屋さんになって次々に品物が出てきてやっぱり驚いたり〜。そして「つぎはなにやさんがくるかなあ」と言う、明日を楽しみにするつぶやきが聞かれたりします。あすは〜なんてことばが聞かれるようになるとちょっと安心。今ここにいる自分、そして明日を楽しみにする自分、そんなふうにいろんな自分をとらえられるようになっていっている大切な一歩だから。
3歳で入園する、みなさんとても心配されます。でもここ公同幼稚園では全力をあげて、持てる力を総動員して“ぽっぽプロジェクト”を毎年組んできました。おやつと楽しい時間、過ごしていれば段々発見していく自分の居場所、優しいおとな〜そんな時間の中でみんな慣れて、仲間を見つけて、そして秋には山に登ったり、広い公園を走り回ったり、運動会で可愛い姿をご披露したり、何より園が楽しくなりとなっていきました。そして公同幼稚園のぽっぽさんはどんなに幼くてもまだ一人で何もできなくても大丈夫、とっても素敵な集団生活の一歩を踏み出す、社会への一歩の応援をしてもらって、いろんなものを見てその子どものペースで育っていく場所として、これまた育ってきたのです。“ぽっぽプロジェクト”の中の楽しい時間、それは毎年わたしも、いろいろ考えてそして毎日工夫して子どもの笑顔を見せてもらって、また明日を楽しみにする時間です。わが家にある整理棚から毎日、そんな時間のための小道具がわたしと出勤してきます。ぽっぽのクラスだよりに「順子先生はいつもみんなをあっと驚かせ、笑顔にしてくれる名人です」とありました。そう、またこれで“木に登ってしまう”順子先生です。新年度の一日一日が過ぎていっています。少々寒いのがどうも〜ですが、緑が広がってきている今日この頃、そんな園庭の木々に見守られて過ごしている毎日です。 
height=1
[バックナンバーを表示する]
height=1


フ皃width=80

Copyright (C) 2005 koudoukyoukai All Rights Reserved.