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どろんこと太陽

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2007年08月24日
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7月末からの3日間の能勢キャンプ、続いて5年生以上の沖縄キャンプ、教会学校の夏の行事が無事に終わりました。毎年これが怪我や病気などなくまた事故もなく終えられてはじめて、夏休みに入るという感じです。そして夏ならではの訪問者も多いですが、教会学校の礼拝もお休みになる3週間は日曜日もとても静か。子どもの声が聞こえなかったり、姿が見えないとこれほどにも、とも思ったりです。ところで毎日暑いですね。キャンプ無事終了と共に夏の恒例のおたよりを書こうと思っていたら、あまりの暑さに身体がとけそうな感じで、一日延ばしになってしまいました。我が家は山手で周りには緑も多く、人家が寄せ集まっていないこともあって冷房なしの毎日ですが、外に出ると暑い暑いと騒いでいます。
 今夏は予定があり、わたしはキャンプは見送りのみ、あとはひたすら勉学の日々でした。都合2週間ほどを講座等にあてていて、3日からしばらくは片道50キロ弱の道のりを時には渋滞に巻き込まれたりしながら9日間総計1000キロ近くを走破してがんばりました。朝9時から6時までということもあり、激ミントや眠気スッキリのガム、熱いコーヒーに冷たい飲み物などなどで、瘠せるどころか気がつくとしっかり太っていて、頭の中にはなかなかおさまらないのに、こういうものはすぐに身につくのだと妙なところで感心しています。
 それでも充実感いっぱいで、力ももらって前向きの気持ち十分です。先生たちもそれぞれに夏を楽しんでいます。夏のこの時間こそ、自分ですべてを考えて動くわけですから、何をしてもいいし、また必ず結果としてどこかにそれが出てくるもの。毎年1ヶ月間をしっかり幼稚園を休みにさせてもらっての大事な時間です。それぞれに自分の場に戻って自分の時間を活かしていることと思いを馳せながらまた一同勢ぞろいを楽しみにしているところです。
 皆さんそれぞれにいかがお過ごしですか。先生の言われたとおり、怒らずにがんばってみます、わたしの書いたおたよりを読んでくださって決意を言いに事務所に顔を出してくださったおかあさんがおられました。えらそうなことを言ったものですが、でも暑い時に熱くなっていては損です。兄弟げんかをはじめたら水入りにするのは親の役目。冷たいもの食べようか、と一緒にアイスの時間にすれば大丈夫。身体の体温が下がれば気分も違ってきます。受講した講座の中で、コミュニケーションのとりにくい子どもの生活援助というのがありましたが、要は叫ばないでわかりやすく伝えようというもの。具体的にていねいにです。何も障害がなくたってそれは同じ。夕方ごはんを作りながらぼつぼつ片付けてほしい時に「もういい加減片付けて」ではなく、「あとどのくらいしたらその遊び終えられそう?」とかテレビや漫画などのきりのいいところはどこかを尋ねたら、次を提案していく。必ず子どもには結果をわかりやすく、ちょっといいことをちらつかせてそしてみんなで気持ちよく動くのです。暑い時は涼しく、ただそれだけです。冷たいシャワーをかけたり、風呂場での遊びを提案したり〜。まあ、静かな時間を毎日過ごしている立場で偉そうに言ってる話でもないのですが、でも来年になっていると子どもは確実にまた違う感じになっています。今年は今年、今ならでは、ですよね。
 7月末で4人の子どもたちのご家庭を送り出すことになりました。寂しいですが、皆さん公同での時間を思い出にまた新しいところで仲間を作りますと言ってまた遊びに来るのを楽しみにしてそれぞれに出発していかれました。ぽっぽのかいりくんは引っ越しが受け入れられずに三谷先生も一緒なら行くとまず言い、次にそれがだめとわかると、三谷先生のような人がいる幼稚園を探すということでとりあえず落ち着いたとのことでした。そんなに子どもに思われて幸せなことです。一度見に行かれた東京からのおみやげをご両親が挨拶されながらわたしに渡してくださったのを、わたしからそれこそ奪い取って三谷先生のところに走って持っていっていました。やっぱり担任にはかないません。でもちょっと大きくなるとまた違ってくるところもあるのです。村雨かんなちゃんは先生一人ひとりにお手紙を書いてくれました。おかあさんからのお話によると、順子先生は特別だからねと持っている便箋から最高のを選んでそして書いてくれたようです。仕事なのに、でも仕事とは思えない時間を過ごし、子どもからの思いをもらってそして育てられているのが、この「仕事」です。また毎年のことですが、夏ならではの訪問もあります。大学受験を考えなくてはいけないころになり、新潟から高二になる男の子が上阪してきました。明訓の応援もしっかりしてまっ黒け、本人とのおしゃべりも楽しかったのですが、おかあさんからの挨拶のメールもうれしいものでした。転勤族だったおかあさんも幼少のころ住んでいた北海道にいつまでも思いがありやっぱり受験時に見学に行ったそうです。でも彼の場合は景色でもそこの自然でもなんでもなくただただ公同幼稚園に、そこで出会った人たちに思いがあり、西宮で自分の核ができあがったという「自分の内面の故郷観」を誇りにしていて、それが惹きつけられている理由だと書いてくださっていました。あの震災の時にぽっぽさんでした。卒園と共に新潟へ行ったのに、でも3年とはいえここ西宮で過ごした時間は限りなく広く彼を支えているのですね。ぜひ大学生になってまた若い力に励ましてほしいなと再来年の春が楽しみになりました。
 暑中見舞いのはがきにご案内した以外にもいろいろ夏の特別な催し物がありますが、15日から京都大丸で長新太展が行われています。27日までです。ナンセンスの王様なんて言われている長さん、亡くなられて2年、つい先日亡くなった河合隼雄さんの、長さんの絵本からのお話でも忘れられないことがありますが、なんてことのない繰り返しの中にたくさんのエッセンスが〜。一挙に公開と言うのはこれからはないだろうと言われている今回の展示のようです。
今年は4年に一度というセミ大量誕生の年とか。年長さんが訪れた長居の博物館のご案内もしましたが、セミの羽化は今年の大きな話題でした。わたしも六甲の宿泊保育の折に羽化を間近に観察できる機会に恵まれました。その羽化を朝から見たと報告してくれたのはぽっぽの白川そうくん。どうして発見したのと聞いてみると何だか動いているものがあるなと目に留まったのがその時間の始まりだったようで、報告も興奮でいっぱい。すごいですね。何か動いている、そんなふうに周りから見るに値するものを選ぶことができるのはすごい大事なことですし、力です。話は飛びますが夏休みに入ってすぐに聞いた講演で印象に残ったことばが、子どもが育つ大事な時間、それは虫取り。虫取りほどいろいろな力を発揮させるものはない、注意してそして目的のものを見つけ、様子を観察しながら傷つけないようにつかまえる、これほど注意力をはじめ種々の力が合わさってはじめてできることは他にはない。幼児期ってやっぱり、こんなふうにしておかなくてはいけないことがあるのだと思います。男の子たちが夢中になる虫取りもそのひとつ。おとなたちが大切な環境を奪ってしまったとはいうものの、ぜひそんな機会をと思います。畑に行くと虫取りに懸命な子どもたち、虫が嫌いで逃げ回ったりすることも多いのが女の子たちですが、自然にそういう時間が過ごせることを大事にしなければとも思いました。
 明日から夏休みに入るという最後の日、みんなで1学期最後の集まりをしましたが、恒例のブックスタート、赤ちゃんのお祝いも行われました。そこに参加してくれたのが宮崎先生です。6月に誕生した男の子を連れてきてくれました。翌日に川崎に帰るとのことでいよいよ新米母さん自立の第一歩です。さてその赤ちゃんを抱っこさせてもらって子どもたちに紹介しようとしました。寝ぐずりのように手を動かせたり顔をゆがめていた彼が子どもたちの歌が始まるとすとんと寝てしまいました。これには驚きました。歌というのはこんなにすごい力があるのです。で、歌が終わるとまた顔をこすったりごそごそ動き始めます。何て正直なんでしょう。大切なこと、生き物を育てるということ、それは生きた人間の寄り添いこれにほかなりません。
 元気な子どもたちの声が返ってくる、そんな日ももうすぐです。また2学期もよろしくお願いします。
               (順子先生おたより夏の特別号より転載)
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