4月2日桜が満開になりました。桜の他にもいっぱいの木々、その花々にも恵まれている公同の園庭、そして春の光景です。
3月17日、66人の子どもたちが巣立っていきました。市内では12小学校に就学、転勤転居で県外へ出られたご家庭もあるので、またまた公同の輪が広がったことになります。そして4月12日入園式、新しく70人の子どもたちを迎えました。また新たなはじめの一歩ですね。♪世界中のこどもたちが一度に笑ったら~という何とも素敵な子ども「讃歌」に出会ったのは1987年、それ以来、中川ひろたか新沢としひこのコンビは、わたしたちに歌という世界で、「子ども」にいっぱい出会わせてきてくれました。そしてその作られた歌を子どもたちといっぱい歌ってきました。公同の年長さんの歌を歌う姿は、その流れる歌声は公同の宝だと思ってきました。子どもたちがそこにいて、そして歌っている、これは決してあたりまえのことではありません。子どものいのちを思う時、心が苦しくなるほど、悲しいことも多い昨今です。出会ったいのちたちと、毎日を決して力をぬくことなく、懸命に向き合いたい、過ごしたい、我を忘れて遊ぶ時間を大事にしたい、そう願って4月が始まっています。
進級のクラスは7日より生活がスタートしています。年長さんはこいのぼりになる布に思いっきり絵具で彩色するという体験をしました。大好きななわとびも変わることなく跳んでいます。桜が綺麗なうちに、と雨の間を縫ってお花見にもでかけています。子どもの力を今を楽しむために出す機会を、そして今日つけた力が明日生きるものであるようにと願っての毎日です。決して使うあてのない力をつけることにおとながあくせくしてはいけないのです。自然との交感、そしてそれを喜ぶ、生きていることを実感できるひとときですね。
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