(前週よりのつづき)
「〈宜野湾〉米軍普天間飛行場で20日、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35が4機とE2D早期警戒機2機が離着陸した。いずれも普天間飛行場に所属しない外来機で、宜野湾市の松川正則市長が19日、首相官邸で岸田文雄首相や松野博一官房長官らに飛来禁止を訴えたばかりだった。4機のF35は午前11時55分ごろ着陸し、午後1時20分ごろ離陸。着陸時に同市の上大謝名公民館で107デシベル、離陸時に野嵩一区公民館で112.4デシベルに達した。午後2時35分ごろに3機が再着陸し、午後3時45分ごろ離陸した。市は沖縄防衛局を通じて米側に飛来禁止を再度訴えた。一方、防衛局は「戦闘機の飛来は可能な限り避けるように」と申し入れたにとどめた」
冒頭の「時事〈漫〉評の、『いつでもどこでも米軍機訓練』」は、米軍基地が広く存在する沖縄島はもちろん、宮古や石垣などにも及んでいます。そして、それに呼応するように、宮古、石垣、与那国などで、自衛隊の配備強化が進められています。
・宮古:陸自約710人が駐屯し地対艦、地対空のミサイル部隊を配備
・石垣:陸自の地対艦、地対空ミサイル部隊の配備を計画
・与那国:陸自の沿岸監視隊約170人。2023年に電子線部隊の配備を検討
こうした、配備強化が想定しているのが「台湾有事」です。で、「ロシア大統領プーチンによる、ウクライナに対する戦争」で明らかになったのは、たとえばその場合想定される「核超大国」によって戦場となってしまう「台湾」は、「有事」に備える日・米には、どんな意味でも守ることも、手出しもできないだろうということです。
明らかと言うか、あからさまになったのは、今さら言うまでもなく、究極の兵器である「核」が、世界秩序の根底にあるということです。しかも誰かが、と言うかロシア大統領プーチン(前週よりのつづき)
「〈宜野湾〉米軍普天間飛行場で20日、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35が4機とE2D早期警戒機2機が離着陸した。いずれも普天間飛行場に所属しない外来機で、宜野湾市の松川正則市長が19日、首相官邸で岸田文雄首相や松野博一官房長官らに飛来禁止を訴えたばかりだった。4機のF35は午前11時55分ごろ着陸し、午後1時20分ごろ離陸。着陸時に同市の上大謝名公民館で107デシベル、離陸時に野嵩一区公民館で112.4デシベルに達した。午後2時35分ごろに3機が再着陸し、午後3時45分ごろ離陸した。市は沖縄防衛局を通じて米側に飛来禁止を再度訴えた。一方、防衛局は「戦闘機の飛来は可能な限り避けるように」と申し入れたにとどめた」
冒頭の「時事〈漫〉評の、『いつでもどこでも米軍機訓練』」は、米軍基地が広く存在する沖縄島はもちろん、宮古や石垣などにも及んでいます。そして、それに呼応するように、宮古、石垣、与那国などで、自衛隊の配備強化が進められています。
・宮古:陸自約710人が駐屯し地対艦、地対空のミサイル部隊を配備
・石垣:陸自の地対艦、地対空ミサイル部隊の配備を計画
・与那国:陸自の沿岸監視隊約170人。2023年に電子線部隊の配備を検討
こうした、配備強化が想定しているのが「台湾有事」です。で、「ロシア大統領プーチンによる、ウクライナに対する戦争」で明らかになったのは、たとえばその場合想定される「核超大国」によって戦場となってしまう「台湾」は、「有事」に備える日・米には、どんな意味でも守ることも、手出しもできないだろうということです。
明らかと言うか、あからさまになったのは、今さら言うまでもなく、究極の兵器である「核」が、世界秩序の根底にあるということです。しかも誰かが、と言うかロシア大統領プーチン
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