・7月1日 「米軍機墜落64年慰霊際、宮森の遺族『悲しみ今も』」
・7月2日 「超大型輸送機普天間に飛来」
・7月3日 「F35A4機飛来暫定配備20機に、嘉手納基地」
・7月5日 「超大型輸送機普天間を離陸、米軍ギャラクシー」
・7月7日 「嘉手納に外来機、横田所属オスプレイも」
・7月8日 「津堅島水域で米軍降下訓練、9,13の両日」「米軍機FA18嘉手納に飛来」
・7月11日 「宮古陸自、射撃訓練理解求める、地元説明会で公開」「米軍久米島で訓練、15日から空自基地オスプレイ運用」「米軍離島訓練増か『新作戦の一環』」「727改良機が嘉手納で離着陸、米からF35Aも飛来」
・7月12日 「米FA18両エンジン異常、昨年5月タンク投棄、報告書を入手、嘉手
・7月13日 「辺野古航路内、米軍が訓練か、ゴムボート停泊」
・7月15日 「米軍が降下訓練、うるま、津堅島水域」「米軍の廃棄物状況公表要請、防衛局に市民団体」「米AC13嘉手納に飛来、久米島周辺で訓練か」
・7月16日 「久米島オスプレイに抗議、島を旋回『怖い』」「南部土砂採掘に反対、糸満で集会、全国発信訴える」
・7月20日 「北大東村に隊舎や火薬庫、防衛局、自衛隊施設15棟想定、移動式レーダー配備」
・7月25日 「22年米オスプレイ5人死亡事故報告、墜落原因『機械的な故障』海兵隊部品再設計へ」
・7月26日 「陸自オスプレイ飛行停止、米軍墜落調査報告受け」
・7月31日 「酒気運転疑い、米空軍兵逮捕、那覇署」
・8月1日 「陸自宮古で公道行進訓練、3日から」
・7月30日 「対馬丸伝え続けた、平良啓子さん死去」
・8月5日 「宮古島、陸自が行進訓練、公道で未明から」
・8月9日 「麻生氏『戦う覚悟』主張、台湾で講演」
・8月10日 「F15那覇空港で『過走帯』に進入、民間機着陸やり直し」
・8月11日 「嘉手納騒音10万回超、今年上半期12%増、最大117.9デシベル」
・8月12日 「嘉手納にF35B飛来、岩国から2機、住民騒音訴え」
・8月13日 「酒気運転疑い、車に正面衝突、沖縄署、米兵逮捕」
・8月15日 「米兵、酒気運転疑い、沖縄署、車に衝突2人けが」
・8月16日 「外来機のFA18、実弾搭載し訓練、嘉手納基地」
・6月23日 「沖縄戦、巻き込まれた住民」「地上戦は3ヵ月。県民の4人に1人が犠牲になった」「避難の困難さ、陸自資料指摘、県が図上訓練『12万人最短6日』」
「台湾有事」ということでは、自民党の副総裁が台湾で講演し、抑止力強化を訴え、更に「戦う覚悟」を語ったりしています。「…自民党№2の麻生太郎副総裁は8日、台湾の蔡英文総統と台北の総統府で会談し、軍事的圧力を強める中国を念頭に日台間の連携を深める方針を確認した。これに先立つ講演では、台湾海峡の平和と安定には強い抑止力が必要で、そのため日米や台湾に『戦う覚悟』が求められると主張した。(8月9日、沖縄タイムス)。
その台湾有事の「戦う覚悟」の現場・戦場になり得る南西諸島では、与那国、宮古、石垣、奄美、更に大東などで自衛隊の拠点構築が進められています。その沖縄では、他国からの武力攻撃を想定した「国民保護法に基づく住民避難の図上訓練」が実施されたりしています。「県の図上訓練『12万人最短6日』」とした想定に対し、陸自資料は「避難の困難さ」を指摘しています。(6月23日、朝日新聞)。その同じ新聞では、沖縄戦で巻き込まれた住民が「地上戦3ヵ月。県民の犠牲4人に1人」であったことを伝えています。
それが、78年前の沖縄島の人たちにも要求された「戦う覚悟」の結果でした。「…太平洋戦争末期の1945年3月末、米軍の慶良間諸島上陸で地上戦が始まり、約3ヵ月にわたり激しい艦砲射撃や戦闘が行われた。沖縄戦で日米合わせて約20万人が亡くなった。県民を戦闘や看護に動員され、4人に1人、約12万人が犠牲になった」(前掲、朝日新聞)。
(次週につづく)
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