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2025年01月03週
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(前週よりのつづき)
 沖縄の米軍基地の米兵によって、基地外で繰り返され、常態化されている「飲酒運転」「日常生活への侵入」など、更に日常生活のすぐそこにあって、日常生活を脅かす米軍基地で繰り返される飛行訓練、それを更に強化、常態化させることになるのが、名護市辺野古新米軍基地建設です。
 11月19日から始まる、地元の新聞沖縄タイムスから、沖縄で米軍基地があることによって、「常態化」されている事は、ヤマト、政府からは繰り返し「軽減」するとされますが、事実は、全く逆で、より強固に、より固定化、より常態化されています。
 それがたとえば、ヤマト、首相の「所信表明演説」として、閣僚決定された2025年度予算案の中に、明示されています。
 「沖縄県を含む基地負担の軽減に取り組みます。普天間飛行場の一日も早い返還を実現するため、辺野古移設が唯一の解決策であるとの方針に基づき、着実に工事を進めてまいります。沖縄振興の経済効果を十分に域内に波及させ、それを実現していただけるよう、沖縄経済の強化に向けて支援を継続します。加えて、在日米軍施設・区域の自衛隊による共同使用を進めるとともに、駐留に伴う諸問題の解決にも取り組みます」。

 ヤマト・首相の「所信表明演説」の沖縄について言及する「表明」で、「…沖縄県を含む基地負担の軽減に取り組みます」とありますが、それが全くの絵空事に過ぎないことは、その短い表明の中で「…普天間飛行場の一日も早い返還を実現するため、辺野古移設が唯一の解決策であるとの方針に基づき、着実に工事を進める」は、この工事が直面している状況から、どんな意味で「一日も早い」はあり得ない事実を意図的に見過ごされています。
昼夜を問わず、普通の人たちが生活する市街地のど真ん中で容赦なく繰り返される芸軍機の飛行訓練の中止、移設は緊急の問題です。なのに、辺野古の海、大浦湾の自然に甚大な影響、破壊をもたらすこと承知で進められる新基地建設工事は遅々として進んでいません。「一日も早い」は、どんどん先送りされ、直面している「軟弱地盤」の問題などから、工事そのものの継続が危ぶまれるというのが事実に近いのです。
 なのに、その軟弱地盤のサンゴたちの自然の海に、「一日も早い」などあり得ない数万本の杭を打ち込む難工事が強行されています。
 そして、「表明」は、「加えて、在日米軍施設、区域の自衛隊による共同使用を進めるとともに、駐留に伴う諸問題の解決にも取り組みます」とありますが、たとえば、地元の親米軍、「日常的」に報道される大小の事件は、沖縄に芸文基地が存在し続けること、駐留そのものの問題であることから、意図的に視点を反らすことになっています。更に、「在日芸軍施設・区域の自衛隊による共同使用を進める」は、その米軍施設の将来に向かって変わることなく存在し続けること、固定化を意味します。何よりも、沖縄に米軍基地が存在することによって、起こってきたし、現在も起こり続ける大小の事件は、その徹底的な不利益が、それが存在する地元、中でも沖縄に強いられることが、一切考慮されていないからです。
(次週につづく)
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