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小さな手大きな手

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2006年09月02週
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 川掃除で津門川の中に入ったり、子どもたちとゆっくり津門川沿いに歩いたりしています。今年の夏の津門川は、小魚がいっぱい戻ってきています。


 昨年、一昨年と津門川の小魚は少なくなっていました。今年の津門川は、小魚はもちろん、ウナギ、どじょう、カニなど種類も豊富です。津門川を171号線から少し上流、門戸駅前のあたりを歩いてみると、そのあたりの津門川にも小魚が泳いでいます。川底がコンクリートで、住みにくくなっているにもかかわらずです。171号線から下流、阪急線から上流の津門川の川底の様子も少し違ってきています。昨年あたりまでは、股下までくるゴム長が水につかってしまうような深さの場所はかぎられていたのですが、川底がえぐられてゴム長では間に合わないところが増えています。逆に、教会・幼稚園の前のあたりの津門川は砂が流れ込んで浅くなったりしています。


 去年あたりから、教会・幼稚園の前の津門川には、オオカナダモが目立つようになりました。流れがゆるやかな時は、上流から流れてきたポリ袋や発泡スチロール、ペットボトルなどがモに引っかかって見苦しいのですが、雨で増水すると一気に流されて、青々としたモに戻ります。今、そのオオカナダモの花が咲き始めています。小指の先ほどの3弁の白い花です。少し上流の川底いっぱいに広がっているのはエビモです。2~3年前に川底を埋めるように広がっていたのですが、今年はその時に負けないくらい川底に広がっています。そんなエビモの間を、カワムツ、オイカワ、カマカツなどの小魚が群れるようにして泳いでいます。


 2~3日前そんな津門川沿ういを、子どもたちと歩いていたら、ギンヤンマが水面すれすれに行ったり来たりしていました。最初は一匹だったのが2匹になり、追いかけたり追われたりしながら飛び始めました。そんな二匹が“交尾”をしてそのまま飛んでいて、水面から少し顔を出しているエビモに産卵を始めました。で、ギンヤンマが一匹飛び、二匹になって飛び、交尾をして飛び、そして産卵する一部始終を、子どもたちと見ることになったのです。交尾のまま時々羽を羽ばたかせながらの産卵は、すぐには終わりませんでした。それを、子どもたちと見ているところに、もう一匹のギンヤンマが現れました。2~3回近づいてみたものの何処かへ行ってしまったギンヤンマに、“あああ、あいてにしてもらえなかった”“おそかったよなあ”などと子どもたちはつぶやいていたのでした。それが何を見て、何を感じての子どもたちのつぶやきだったのだろうかとふと思ってしまいます。子どもたちは昆虫が大好きで、昆虫の交尾のことなどに関心があり、よく知ってもいます。で、ギンヤンマの交尾の様子を見た時の子どもたちのつぶやきには、ただ昆虫のこととしてだけではない、何か切実なものがありました。大人の考える性の世界のことではなくて、親密であることと、そこに仲間として加われないことのさみしさのようなものを、子どもたちなりに切実に感じてのつぶやきだったのかも知れません。


 川底に増えたオオカナダモやエビモは、ギンヤンマはもちろん小魚の隠れ家や産卵などの場所になっているようです。そうして津門川に小魚が戻ってくると、それをエサにするコサギなども集まってきます。しかし、広がっていたモが、次の年には全くと言っていい程見られなくなったりします。広がりすぎた結果、お互いに生きにくくなる、生態系が変わるということになってしまうらしいのです。というような自然の営みを繰り返しながら、津門川は流れています。

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