４月２２日は西宮公同教会の１年を振り返って、新たな１年のことを決める教会総会です。教会総会の為の資料が用意されていて、多岐にわたる活動の報告、活動のことなどがまとめられています。
この教会総会資料から読み取れるのは、示されている多岐にわたる活動が、教会の活動として受け止められるのは大変だろうということです。。西宮公同教会はキリスト教の教会であるのはもちろんですが、そのキリスト教を"教え伝える"ことを優先してはきませんでした。キリスト教を教え伝えることを、人として生きることで伝えたいというのが、西宮公同教会の歩みだったといえます。２００７年度の教会総会では、西宮公同教会の多岐にわたる働きについて、「西宮公同教会活動連絡会（仮）」のもとで全体の理解が深まっていく手がかりが見つかればと願っています。
牧師報告
キリスト教会とその役割を"人と人、人と神をつなぐ難しい働きをしています"と定義して、週報や教会の発行する印刷物、ホームページなどに書き込んできました。人と人とが生きてその関係が壊れていたり、人と神とを便宜的につないでしまうのではないところで、人と人、人と神のことを担いたい、そのことが易しくはないことの覚悟が、短い定義には込められています。
人と人との関わり、何よりも人を壊してしまう"戦争"に目を注いできました。今、遂行されてしまっている戦争、ずっと引きずっている戦争にも目を注いできました。アハリ・アラブ病院、ペシャワール会のことを週報で報告してきているのは、教会が、戦争のことを現実にあることとして見続ける願いからです。
たくさんの時間を、週報の"小さな手・大きな手"を書くことに注いできました。書くことがどれ程のことであるかが問われるとして、キリスト教会とその役割を、時代の中で生き"証言する"としたら、その一つが言葉であるとして"小さな手・大きな手"を書いてきました。
西宮公同教会は、宗教法人日本基督教団に属する（包括される）１７００余りのキリスト教会の一つです。この国で、宗教のことで責任を負っている一つの宗教団体の一つの教会が西宮公同教会ということになります。この課題を、西宮公同教会が地域の中で生きることで果たそうとしてきました。
・教会（礼拝、特別礼拝、花の日合同礼拝、永眠者記念礼拝、兵庫県南部大地震犠牲者追悼記念礼拝、聖書研究祈祷会、早天祈祷会、読書会、ゆっくり聖書を読んでみませんか、"明日への祈り"などのことを伝えるホームページ、週報、月報、公同通信）、・教会学校（礼拝、子どもたちの活動、"みんななかまさ"の発行、野外活動、たのしい学習塾）、・附属幼稚園（保育、母の会及びサークル活動）、・障害児・者情報センター（地域にある障害者作業所などの支援、"あるがままに号外"の発行、障害児・者差別問題情報の整理、食品販売、障害差別問題図書の販売）、・公同文庫（１，３週の文庫、文庫だよりの発行）、・アートガレーヂ、・関西神学塾（毎金曜日、月４回の講義、カレンダーの発行、合宿など）、・住宅事業、・地域活動（津門川掃除、津門塾、にしきた商店街、西北活性化連絡協議会、にしきた街舞台、西北街づくり協議会）
西宮公同教会活動連絡会（仮）
西宮公同教会はその働きから見ると、地域とのつながりなどでも幼稚園の働きが際立っています。毎日、２００人近い子どもたちと保護者が出入りするだけでも、子どもを中心とした幼稚園としての存在感が大きくなるのは当然のことです。更に幼稚園の保護者（母の会）の活動、サークルなどの活動も幅広く行われていますから、その点からも大きな力になっています。
2007年度からはアートガレーヂの活動を始まることになり、地域での働きも加わったり、担ったりしてきた結果（地域活動については、牧師報告の中で列挙）、地域の人たちが身近に教会に立ち寄ったり、地域的な広がりをもった催しが礼拝堂で行われることもありました。
こうして、西宮公同教会の働きによって始まり、西宮公同教会によって担われている活動の理解を深める為、西宮公同教会に関わる全ての活動（教会、教会学校、附属幼稚園、アートガレーヂ、地域活動など）の相互理解の為、連絡会の実施を検討することにします。連絡会に代表を出すことになる活動を以下に列挙します。・西宮公同教会、・西宮公同教会教会学校、・たのしい学習塾、・障害児・者情報センター、・アートガレーヂ、・西宮公同幼稚園、・西宮公同幼稚園教師会、・西宮公同幼稚園母の会、・西宮公同幼稚園母の会サークル活動連絡会
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