新潟県中越沖地震被災者支援募金のお願い。
ご協力いただいた募金は、新潟中越沖地震被災者支援の為に使わせていただきます。ご協力いただける方は、西宮公同教会事務所に直接お届けいただくか、郵便振替01170-3-4901、名義:日本基督教団西宮公同教会に振り込んでください。ご協力いただいた募金は、新潟中越地震被災者支援の為に使わせていただきます。
新潟で新たな地震が起こり(新潟県中越沖地震、マグニチュード6.8、震度6強)被害の詳しい様子も解ってきました。2004年10月の新潟中越地震や今年3月の能登半島地震の時より、被害が局地的で大きいらしいことも明らかになりつつあります。その地震の起こった柏崎市、刈羽村の、柏崎刈羽原子力発電所も想定を越える地震の大きさに、周辺や原子炉内部などにかなりの被害が出ているようです。
今回の新潟の地震では、発生から4日経って、亡くなった人が10人になったと伝えられています。長い歩みを一緒に刻んできた自宅が壊れ亡くなられた高齢の方々のことを悼みます。又、避難所などで過ごしておられる方々のことでは、1995年の兵庫県南部大地震を経験して、不安や不自由な生活のことでの疲れを何よりも心配しています。
大きな自然災害の場合、起こった直後、起こったその日、起こったその晩を過ごすにあたって、必要なものは多くの場合間に合いません。地震の直後に欲しかったのは、何が起こったのか情報であったり、もし壊れた家に埋まっている人があれば一緒に掘り出す為の人手や道具だったりします。しかし、1995年1月17日の兵庫県南部大地震の時の経験では、情報はもちろん、埋まっている人を掘り出す人手も道具も多くの場合間に合いませんでした。被災した人が避難した避難所のその日、その晩を過ごすにあたっての食べ物や水などが今回の新潟の地震の場合に行き渡りにくかったらしいことが、後になって伝えられています。そして、地震が発生して2日、3日と経って、避難所での不自由な生活が身にしみることになっても、その時々の必要が満たされる支援はなかなか期待できません。
大きな自然災害の場合外からの支援が間に合わないことを、1995年の兵庫県南部大地震の時に経験しました。更に、新潟沖地震の被災者はその壊れた住居や生活の再建ということになると、支援がほとんど期待できないことは兵庫県南部大地震、新潟沖、能登半島の地震を体験した人たちの事実から明らかです。
人の生命が奪われたり、住んでいた家が壊れてしまったりするような、大きな自然災害の場合、外から支援できることは本当に限られてしまいます。
しかし、限られているなりに可能な限りの思いを込めて、7月16日に起こった新潟中越沖地震の被災者支援の募金にご協力をお願いしています。
ご協力いただける方は、西宮公同教会事務所に直接お届けいただくか、郵便振替01170-3-4901、名義:日本基督教団西宮公同教会に振り込んでください。ご協力いただいた募金は、新潟中越沖地震被災者支援の為に使わせていただきます。
2007年7月19日
日本基督教団西宮公同教会
西宮市南昭和町10-22
TEL0798-67-4691
FAX0798-63-4044
不特定多数の人が被災する7月16日のような自然災害の場合、外からの救援募金などを直接、具体的に被災者に届けるのは難しいのが普通です。個人を特定するのが難しい為、多くの場合“仲介”する組織を通して救援募金などを届けることになります。今回集めることになる救援募金は、柏崎市災害対策本部、兵庫教区被災者生活支援長田センター(同センターを通して日本基督教団柏崎伝道所を拠点にした救援活動)などに届けられることになります。また、新潟県在住の知人を通して、直接、具体的な支援の道がないものか情報を集めています。
ただ、こうして出来そうなことは、失われたものを取り戻すには程遠い支援にしかならないことを申し訳なく思っています。
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