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小さな手大きな手

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2008年08月02週
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教会学校の5年生以上の子どもたちが、沖縄のキャンプで過ごすのは、沖縄県北部本部半島北の今帰仁村です(日本基督教団沖縄教区の管理する、“今帰仁研修センター”)。牧場だったキャンプ場には、間口約15メートル、奥行約50メートルの牛舎と管理棟がそのまま残っています。牛舎の柱はすべてコンクリートの電柱(ヒサシの柱はコンクリートの電柱の先端を切り取った柱、梁はすべて木製の電柱)なのは、もとの牧場主のこだわりを感じさせるものがあります。今年のキャンプでは、参加者の約半数が牛舎のコンクリートの床にコンパネを敷き、その上に簡易ベッドを並べて夜を過ごすことになりました(全く“開放的”な牛舎は、夜風が寒かったりするのと、蚊取り線香が燃え尽きた時の蚊が難点です)。炊事などをするのは、赤土と漆喰の白が鮮やかな屋根の木造の管理棟です。
 

 その管理棟のすぐ裏の小さな崖を降りると、真っ白な砂の海になっています。海は約100メートル幅のサンゴ礁で、その先は深い真っ青な海です。100メートルのサンゴ礁は、干潮の時は完全に干上がってしまいます。今年のキャンプの初日の30日は、昼の干潮は午後1時頃で、1日毎にそれが30分程遅くなりました。沖縄の今帰仁の海で子どもたちが遊ぶにあたって、潮の干満はとても大切です。“安全”にシュノーケルを使い海で遊ぶのは、潮がひいた後に残る、水深が腰より以下の“池”(潮だまり)と決まっています。海とシュノーケルの危険については、西尾市郎さん(沖縄の海に詳しいうるま伝道所牧師。毎年、カツオをかついでキャンプ場に来て、そのさばき方、うまい食べ方を教えてくれる)に忠告されました。その沖縄の海のシュノーケルの事故が、キャンプ中にも起こりました。しかも、キャンプで世話になる石川栄喜さんや、後藤聡さんの若い友人です。
 

 今帰仁の今年の海の様子はずいぶん違って見えました。大きい種類のものを含め、熱帯魚の数がうんと多かったことです。西宮公同教会の前を流れる川には、コサギ、ダイサギ、アオサギなどが交代でやってきて川底を歩き回っています。まれにカワセミが目撃されたりしますが、エサになる川魚が豊富なことがその理由です。
 

 沖縄の海の場合、群がるように大小の熱帯魚が泳いでいるのは同じようにエサが豊富だからです。その沖縄の海の熱帯魚のエサ場になっているのがサンゴ礁です。10年前に、今帰仁村でキャンプした時、海底は崩れたサンゴの破片で埋まっていました。それでも初めての沖縄の海で、少ないなりに泳いでいた熱帯魚にみんな大喜びしました。その当時、沖縄島(いわゆる“本島”)のサンゴは“白化”し、絶滅状態でした。海水温の上昇と、流入する赤土が原因ではないかと言われていました。10年経った今帰仁の海は、大小の熱帯魚が、うようよ泳ぐ海になっていました。“潮だまり”も、サンゴが一面に広がる海になっていたのです。今までは“禁止”だったサンゴ礁の先端まで足をのばして海底をのぞいてみると、小さいながら色とりどり、様々な形のたくさんのサンゴの塊が点在していました。
 

 キャンプ中の日曜日には、キャンプの参加者は2組に分かれて、名護伝道所と今帰仁村にある兼次伝道所の礼拝に出席します。兼次伝道所では礼拝説教を担当することになっていて、マタイ福音書12章1〜8節をもとに話をしました。話の題は「わたしが求めるのは、あわれみであって、いけにえではない」でした。律法の順守をかたくなに求められることに対して、身近に生きる人の営みを優先するというのが、この場合のマタイ福音書のイエスの主張になっています。礼拝が始まる前に、兼次伝道所の周辺を歩いていて、強い沖縄の太陽の陽射しに、立ち停まった木陰がすずしいのにほっとします。その木の厚い大きな葉っぱを一枚持ち帰って、それがクワデーシの葉っぱであること、大きな葉っぱのその木は木陰を作る為に沖縄では街路樹などとしても植えられていることを、兼次伝道所の村上キクさんに教えてもらいました。そして、クワデーシの厚い大きな葉っぱには、よくよく見ると葉脈が迷路のようにはり巡らされています。強い陽射しさえ遮って、その影に立つものたちを“ひんやり”冷やす、大量の水が流れる仕掛けがクワデーシの葉脈らしいのです。礼拝で、今帰仁の海にサンゴがよみがえっているらしいことに少し触れました。礼拝の後、村上キクさんは「今帰仁の地元の人も気付いていない事を教えてもらった。村役場に報告しておきます」とおっしゃっていました。今年、子どもたちとの沖縄キャンプで、クワデーシやサンゴのことで沖縄が更に少し身近になりました。
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