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小さな手大きな手

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2010年01月02週
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 年末には、明るく「来年もよろしく!」で別れたKさんでしたが、年始のあいさつの時には、足腰が不調で杖を手にしていて「なさけないですわー」と声にも元気がありませんでした。体の好調・不調で人は明るくなったり、暗くなったりもします。
 

 昨年も、体の不調のことで、あれこれ医療関係のお世話になりました。7月の研修の山歩きの後、右ひざが不調で、幼稚園の年長の子どもたちとの山歩きの前には、その都度接骨院でテーピングの手当てをしてもらうことになりました。9月には、休みの月曜日に組み木を切る作業のつもりで事務所に出ていて、コピー機からテーブルの方に振り向いた瞬間に腰が“ピクッ”と反応し、“ヤバイ!”と思ったその通りぎっくり腰でした。
 

 子どものころから、歯ぐきが丈夫でないといわれていました。20代の頃に虫歯で抜いてしまった後の下あごの奥歯のあたりが両側とも“ブリッヂ”になっています。根元が細くなった歯と歯ぐきの間に“ごみ”がたまりやすくて、手を抜くとすぐに炎症を起こすので、年に3、4回歯医者さんのお世話になります。
 

 新型インフルエンザはしのいできましたが、昨年末に“ぞくぞくっ”とすることがあって、一度だけお医者さんで診察してもらうことになりました。熱もなかったのですが、“念の為”“予防にもなる”ということで点滴というものを、生まれて初めてしてもらうことになりました。更に、“念の為”で処方してもらった薬をもらいに薬局に行ったところ、いきなり「隔離室に入って下さい」と言われ、びっくりしてしまいました。10月頃に、夜に横になるとぜいぜいセキが止まらなくて、大量の痰が出るということが続いたので、久しぶりに耳鼻咽喉科のお世話になりました。処方してもらった薬が良く効いて、行ったのは一回で、一週間分の薬は2回服用しただけで残ってしまいました(軽いぜいぜいは今も続いています)。
 

 昨年末あたりから胃の上部あたりが重苦しく感じることが何度かありました。新年になってもそんなことが続いたので、休みの間にと思い、近所の病院に行ってみることにしました。診察台に寝かされてお腹のあたりをあれこれ押して診察し、血圧を測ってもらうことになりました。その血圧計が不調らしくて、別のを運んできて図ったところ、少し高い数値が出ました。“胃のあたりが重苦しい”“血圧が高め”ということで、いくつかの検査をすることになりました。①心電図、②心臓付近のレントゲン、③頭部のCTスキャン、④胃カメラの4点です。①~③はさっそく、④は担当医の都合で翌日の朝一番ということになりました。①~③の検査の後の診察室で、その点では特に問題はないということが解りました。その日の午後9時からは絶飲食で、翌日朝9時30分から胃カメラ、内視鏡による検査が始まりました。“胃カメラ”は確か10年ぶりで、その時は口から差し込まれました。今は5ミリくらいの細いものになっていて、差し込むのも鼻からです。鼻腔から麻酔をして数分後に内視鏡を差し込んで行くのですが、鼻からのどのあたりを先端が通過するときにも、そんなに痛くはありませんでした。その先端が、胃のあたりに到着しているのもなんとなく解り、鼻先であれこれひねりながら胃の内部を調べている様子でした。そんな時に、ふと“鼻環(はなかん・鼻輪)”を取りつけられて引き回されている牛のことを思っていました。子どもの頃の田舎の家では、どこも一頭ずつ肥育用の雄牛を飼っていました。子牛が少し大きくなると、休みの日の小学校の校庭に集められて、“去勢”手術と“鼻環通し”が施されます。去勢手術といっても簡単なもので、獣医さんが睾丸の付け根あたりを細いひもで結び、メスでさっと切り裂いて2個の“玉”を取りだしてしまうというものでした(ちなみに、その“玉”は、村の若い衆が食べていたとの事でした)。鼻環通しも、太めの千枚通しで一方の鼻の穴からもう一方に突き刺して、その穴にカチッと鼻環をはめ込むというものでした。“去勢”も“鼻環通し”も、する側にはとても“簡単”なものでしたが、される側の牛はもうその瞬間は大騒ぎで暴れますから、抑え込むのは大変でした。その後の雄牛たちは、鼻環でつながれ、おとなしくその一生を終えるのでした。鼻先から胃カメラ・内視鏡を差し込まれ、くりくり回されながら診察を受けていて、そんな牛たちのことで頭の中をよぎっていたのです。そんな15分くらいの内視鏡による診察に依れば、胃内部は“荒れている”とのことでした。
 

 現実のこととして突きつけられる体の好調・不調は、「なさけないですわー」と、人を萎えさせる力を持っています。なかなか平静ではいられなかったりするのです。多分その程度だと思っているので、健康である為の努力の一つとして、とりあえずはお酒の量を少なめにしています。
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