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2010年02月03週
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 北村慈郎紅葉坂教会牧師が、「免職処分」になりました。紅葉坂教会の聖餐式での未受洗者への配餐を止めるよう、「度重なる勧告を受くるにも関わらず、日本基督教団教憲及び教規に違反」を続けた為に「免職処分」になりました(西宮公同教会の牧師は“補教師”といい、“未”資格の聖餐式で未受洗者に配餐しています)。
 

 一般に宗教団体の教師が(たとえば仏教教団だったら僧侶が)規則を破ったりしたら、それなりの処分を受ける事はあるのでしょうが、教団全体に実害を及ぼすような事実でない限り“免職処分”(“破門”)にはなりにくいはずです。日本基督教団の場合も、免職処分のようなことになる“戒規”の規定は「本戒規は、教団及び教会の清潔と秩序を保ち、その徳を立てる目的を以ってこれを行うものとする。但し本戒規は、その適用を受けたるものと神との関係を規定するものにあらず」(戒規施行規則第1条)となっています。そして、戒規が問題にするのは、おおむね“清潔・秩序・徳”に関わることで、それは、人と神との関係には及ぶものではないとなっています。宗教、中でもキリスト教という宗教は、人と神との関係を問うことから始まるのですから、戒規がそこに“及ばない”のはもちろんだとして、人と神との関係は清潔・秩序・徳の意味の根拠にはなっています。そうだとすれば、未受洗者への配餐が、著しく人と神との関係を逸脱するものでないのはもちろんです。たとえば未受洗者の配餐が“免職処分”になったりすることが、一般に解りにくいのは、そのあたりに起因しています。
 

 というキリスト教の教師の“免職処分”その理由になっている“未受洗者への配餐”のことも解りにくいのですが、キリスト教の“教師”のことが、そんなに解りにくい訳ではありません。今、一般に教師であるのと同じではありませんが、イエスは繰り返し“教師(先生)”とみなされています。「イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄り、みまえにひざまずいて尋ねた、『よき師よ、永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか』イエスは言われた。『なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。いましめはあなたの知っているとおりである。“殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。欺き取るな。父と母を敬え”』」(マルコによる福音書10章17〜19節)。こうして“よき師(よき先生)”と呼びかけられたりする事があっても、何かの資格があっての事でもなく、先生と呼ばれることを望む訳でもありません。あるとしたら、呼びかけている人たちが、思わず“先生”と口にしてしまった、というのが事実に近いはずです。はずですが、思わず“先生”と呼びかけられる先生が、より先生というものの事実に近いかもしれません。たとえば、上記の場合の“永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか”と問われた“よい先生”は、その問いを投げかけた人の足元を、少しだけえぐって見せます。教えられることも学ぶことも、少なからず他からの働きかけや手掛かりは必要であったとしても、自分で一歩踏み出すよりないのです。そして、教育や教師であることを、建前でしているとすれば、「あなたに足りないことがひとつある。帰って、持っているものをみな売り払って、貧しい人々に施しなさい。・・・」などの言葉になったりしません。教師というものであり得るのは、そのことで自分の足元をえぐること、えぐる覚悟なしには“教える”ということはあり得ないという、覚悟や自覚においてなのです。多分、その時には、教師という立場はもちろん、言葉もまた必要ではないように思えます。“よき師”などと呼ばれて、もちろん浮かれたりもしないイエスの、それが立ち位置のように思えます。先生と呼びかけられたりするイエスが“規則”問題に直面する時も、それが絶対的な何かであったりしないことを、“安息日論争”で示します。「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない」(マルコによる福音書2章27節)で示す、“よき師・イエス”は、解りにくくはないのです。聖餐は人の為にあるもので、人が聖餐の為にあるのではないとすれば、未受洗者に配餐をした教師が“免職処分”になったりはしないのです。
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