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小さな手大きな手

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2010年08月01週
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 西宮市広田町のコンビニの裏の田んぼのあたりに車を停めて、同乗者を待っていました。一羽のスズメが、耕運機などを乗り入れる為のものらしいコンクリートの斜面を、ちょこちょこ水際まで歩いて行って水を飲み始めました。(この街中の田んぼ、畦はコンクリートで固められているのですが)。浮草の間に、口ばしをいれて、首を持ち上げて、くいくいと水を流し込んでいる様子、飲み終わると、今度はコンクリートにわずかに残った砂を浴び始め、座り込んだ時の羽根が、マリのようにふくらんで、それをゆすり、それを繰り返す様子、更に、金網の小さいすき間に飛び移って、ピクピク、ピコピコ左右を見まわして、ふいに飛び去って行く様子をつぶさに見ることになりました。コンビニの裏の、街中のコンクリートで囲まれた田んぼを、自分が生きる生活の一部として、一つ一つの営みを何はばかることなくこなして行く様子に、小さなその体で精いっぱい自分にしかない世界を作っているように見えました。
 

 梅雨が明けて、クマゼミがジャージャー泣きだして、1日が始まります。もし、梅雨明けがもう1、2週間遅かったら、充分に態勢が整っていたクマゼミは、幼虫のまま土の中で待つことになってしまったのだろうか、などと思ったりします。クマゼミがジャージャー鳴き出してしばらくすると、西宮市上ケ原の小さな森では、それまで朝一番だったカラスがクマゼミの次に鳴きはじめます。しばらく前までは、カアカア、ガサガサ、ただうるさいだけだったカラスなのに、カアカア、グルグル、グルグル、カアカアと、複数のカラスが何やら呼びかけあっている様子に、20年程前の、北海道紋別コムケ湖畔での、夏のキャンプのことを思い出していました。そこでは、夜明けを待つようにして、カッコウ、カッコウと、カッコウが鳴き始め、しばらくすると、トットトトトトッ、トットトトトトッ(ホッテニテクワショ、ホッテニテクワショと、能登半島の付け根あたりでは啼いていることになっていた)と、ホトトギスが鳴き、太陽がだいぶん昇った頃に、カアカア、グルグル、グルグル、カアカアとカラスが啼くのです。キャンプ場の、太い堂々としたナラの木の枝で、2羽のカラスが口ばしを寄せ合うようにして、カアカア、グルグル、グルグル、カアカアと何はばかる様子もなく、“恋、いや愛!”を語り合っている様子でした。西宮市上ケ原の森でも、どうやら、カラスたちはそんな具合らしいのです。
 8月4日〜8日の、2010年公同子ども後川キャンプの、リーダーとしての参加を呼び掛ける文章を改めて書きました。


日時:2010年8月4日〜8月7日
場所:篠山市後川(しつかわ)
   後川複合教育施設(2010年3月廃校の旧後川小学校)
参加について: .蝓璽澄爾箸靴討了臆辰蓮∩監程参加を目標に         して下さい
       ◆〇臆暖颪3000円(食事、保険料など)です
        遠隔地であっても、現地までの交通費は全額を         負担します

 およそ15年間、能勢の大阪府立青少年野外活動センターで行ってきた公同子どもキャンプは、今年、篠山市後川(しつかわ)の、旧後川小学校(後川複合教育施設)を使わせてもらうことになり、すべてを新たに準備を進めています。
 後川には、森や川などの自然が、そのまま残っています。“大人”になるのに20年、そして100年は生きると言われるオオサンショウウオが、後川を流れる羽束川(はつかがわ)水系に、約800匹生息していると言われます。(7月9〜10日の野外活動リーダー講習会では、オオサンショウウオに出会うことができました)。
 オオサンショウウオが“大人”になる20年間、生息可能な自然環境が守られてきたのが後川です。
 後川の森や川、自然の生き物、そこで生活する人たちと、ゆっくり出会いを重ねていくのが、今年から始まる新しい公同子どもキャンプです。
 2010年公同子ども後川キャンプのリーダーとして、新しいキャンプを、子どもたちと作り出していく仲間になってください。



 あれこれ書いているのは、キャンプを手伝ってほしいという魂胆があってのことですが、「森や川、自然の生き物、そこで生活する人たちと、ゆっくり出会いを重ねていく」ことが、誰であれ、人として生きる時の、助けになる何かであるように思えるのが何よりの理由です。7月9、10日、「野外活動リーダー講習会」を後川で行い、10人の現役の学生も参加しました。このご時世ですから、就職の決まっていない4回生も中にはいて、12月の再々募集の頃に挑戦するのだと言っていました。中でも、女子学生にとって、就職は厳しいのです。そうだとして、就職なるものを、生きるということに置き換えてみた時、すべてが全く厳しいという訳ではありません。充分にお膳立てをしてもらえなくても、そこにある条件を一つ一つ積み上げていけば、とりあえず明日は迎えられる、そんなことを体にしみこませる体験が、リーダー講習会であったり、キャンプであったりするとの思いで、若い人たちをキャンプリーダーに誘っています。スズメは街中でも生きているではないか、カラスは街の中の小さな森で愛を語り合っている、だから人も負けるなと、ただ言うのではなく、限られた自然の中で、命の営みを刻み続けている生きものたちを発見することや、そして驚くこと、それはなかなかおもしろい、という意味でもキャンプに誘っています。
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