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小さな手大きな手

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2011年09月01週
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 7月の“星まつり”では、集まった子どもたち全員に、木製の洗濯バサミの先でクルクル回る、風ぐるまが手渡されました。約700個の風ぐるまを作ったのは、幼稚園のお母さんたちでした。(羽根の部分を、クリアファイルで切るのを手伝いました)。5枚羽根のこの風ぐるまは、大小2つの“星”も一緒に回る、よく工夫された風ぐるまで、子どもたちのキャンプが行われた沖縄でも、「ふくしま集団疎開裁判」の福島でも、せんたくばさみではさんだ帽子で、「かたかた」音を出しながら、クルクル回っています。よく回る工夫の何よりは、羽根がストローを使って組み立てられていて、そのままハリガネの軸で回るようになっていることです。簡単で安価な仕掛けですが、軸と羽根の摩擦が少なくて、よく回るようになっているのです。(この“仕掛け”のことを教わったのは、かつて、尼崎市の児童館で働いていた、川端清五郎さんです)。
 昨年の公同子ども沖縄キャンプは、八重山でした。キャンプで苦労したのは、石垣から西表、西表から石垣への異動でした。レンタカーの手配ができなくて、大きな荷物を抱えてタクシーの移動になりました。その時のたまたま乗せてもらったタクシーの、クーラーの冷たい風が吹き出すあたりで、風ぐるまがクルクル回っていました。「・・・もらいものでねぇ」「・・・たぶん芭蕉の葉っぱだと思うけど」という運転手の了解をもらって手に取ってみると、自然の素材が生きた良くできた風ぐるまでした。写真を撮らせてもらい、帰ってから、おまつりの風ぐるまの担当の公同文庫の人たちに、それをもとに挑戦してもらいましたが、思うようには行きませんでした。あの時に、運転手さんに頼みこんで、譲ってもらわなかったのを、今でも後悔しています。
 風ぐるまが好きです。風が、そこで吹いていることが分かる、風ぐるまが好きです。風ぐるまで、風をきって走るのが好きです。「ジルベルトとかぜ」(マリー・ホール・エッツ、たなべいずみやく、冨山房)に、風は呼びかける風だったり、いたずらをしたり、手強い競争相手だったり、優しく包み込むかと思えば、重いものを動かしたり、話し相手にもなったりする、その変幻自在の風に“ぼく”は魅了されます。
“ぼく”は風と風ぐるまで遊びます。「ぼくが かざぐるまを もってると、かぜも あそびにくるんだ。はじめに、ぼくが ぷっとふいて まわしてみせる。それから、 うんと てをのばすと、 かぜが まわしてくれる。でも あんまり はやく まわすから、かざぐるまは ぶんぶん うなるんだ。 ぼくには ぼやーっとみえるだけ」。
 東北の被災地の人たちに、風ぐるまを届けています。大地震・大津波、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故から半年近くたって、被災した人たちの多くは、避難所から仮設住宅に移っています。仮設住宅は、少しは自分らしい生活ができる反面、同じ仮設の建物だけがずらっと並んでいる様子は、どうであれ元気の出る街並みではありません。
 始まったばかりの仮設住宅は、色彩や匂い、動きなど、生活らしさが感じられなかったりする場所です。夏は、その音で涼しさを、ということで風鈴を届けたりしましたが、音に弱いという人もいたりで大好評という訳には行きませんでした。音のことを気にする必要はないだろうということで、どんな場所でも取り付けられる、せんたくばさみの風ぐるまを届けることになりました。少しの風で回る風ぐるまに気付いて、立ち止る人があって欲しいとの願いです。風ぐるまセットを、福島県伊達市の子どもたちに届け始めています。庄司宜充さんの働きで、伊達市の子どもたちに10000枚近くのマスクを届けてきました。子どもたちにマスクを届けるにあたっては、仕分けして学校などに届けるなど、伊達市教育委員会が積極的に協力しました。そんな経緯も会って、教育長の湯田健一さんとは、3度ほどお会いしています。風ぐるまのことでも、教育委員会の方から、「風ぐるまセットが届きますから」と、学校などに連絡が行くことにもなっています。
 学校などの施設、通学路などの除染に取り組まれていますが、風を切って存分に遊ぶという訳には行かなくなっている子どもたちに、風のことを忘れないで、風と遊んで欲しいとの願いで、風ぐるま、風ぐるまセットを届けています。

緑の大地の 歌が
聞こえた時
人は私を
風と呼んだ

青い海原の 乱舞に
誘われた時
人は私を
風と呼んだ

赦すことが 赦されることであるのを
知った時
人は私を
風と呼んだ

今日 私は死んだ
私は 毒を運ばない

私は風
私はかざ車を 回す風
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