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2011年10月01週
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 梅田に出て、陸橋を渡ったり地下鉄の方から回ると、JR大阪駅に出たすぐのところで立っているおじさんから「ビッグイシュー(日本語版、THE BIG ISSUE)」を買うことにしていました。“ホームレス”の人たちが“売人”になって、それがきっかけでホームレスから脱することを支援する目的で、1951年にロンドンで始まり、日本語版は2003年に創刊された雑誌です。日本語版が発行されるのは知っていましたが、実際に買ったりするのはたまに梅田、大阪に出たときぐらいでした。そのビッグイシューが、西宮北口で売られていることを聞いていましたが、実際に買ったのは7月15日発行の171号です。ビッグイシュー171号の表紙と、スペシャルインタビューは、KTタンストールです。KTタンストールは、ビッグイシューで初めて知った名前です。「英BBCの音楽番組『ジェールズクラブ』で、『Black Horse & the Cherry Tree』を歌って、世界的な評価を得た、スコットランド出身の歌姫」なのだそうです。インタビューでは、「いつだって率直に語り、地に足のついた感覚を備えているタンストール。こうした一面は、音楽業界の浮き沈みの異常な活気、クリエイティブな面での不安とは無縁で過ごしてきたように見える彼女の魅力でもある」と紹介されています。“ビッグスター”が、ホームレスを支援する雑誌の表紙とインタビューに登場する時、その実像らしきものを垣間見ることができて、しかも好感の持てるところが、ビッグイシューの、スペシャルインタビューの魅力です。
 で、その後、意識して買っているビッグイシューの9月15日発行の175号のスペシャルインタビューは、アリシア・キーズです。アリシア・キーズもまた、ビッグイシューが初めてです。
 「ニューヨークの下町、ヘルズ・キッチンで生まれ育ったアリシア・キーズは、子どものころから音楽の才能を発揮。16歳で芸術家高校を卒業して名門コロンビア大学に進んだが、わずか1ヶ月後にレコード会社と契約を果たしてミュージシャンとして歩み始めた。弱冠20歳の時にリリースした『Songs in A Minor』は現在までに1200万枚を売り上げ、キーズは同じアルバムでグラミー賞を5つ獲得している」。インタビューでは、「その圧倒的な歌唱力に加えて、アリシア・キーズを特徴づけているのは、物語を語る才能と言えるかもしれない。タフなニューヨーカーである彼女は、ライブステージ上から観客に巧みに語りかけ、またたく間に彼女の歌世界に引き込んでしまう。そして、キーズはそのあふれんばかりの情熱を、チャリティ活動にも惜しみなく注いでいる」と、紹介されています。そのアリシア・キーズの「ソングス・イン・Aマイナー」を英語で、日本語訳の両方を追っかけながら聞いています。何度も聞いているうちに、「瞬く間に彼女の歌世界に引き込まれる」が解るような気分になっています。たぶん、その歌いっぷりが、ビッグイシューで紹介されるそのままの魅力なのだと思います。
 そのビッグイシューの8月1日、172号の特集は「全村避難の村で見つけた人々の宝」でした。“全村避難の村”は福島県飯舘村です。6月に、庄司宜充さんに同行してもらって、南相馬、いわき、そして飯舘村を訪ねました。その時に、全村避難は始まっていました。東電福島の北西30キロ圏に少し引っかかるだけの村でしたが、“北西”に流れてしまった放射能で、村全体が高濃度に汚染され計画的避難区域になり、全村避難になってしまいました。「全村避難の村で見つけた人々の宝」には、その飯舘村で生きてきた人と宝が紹介されています。小林利雄さん(81歳)の宝は飯館牛です。「『牛(ベコ)っつーのはね、目が可愛いんだよ』。戦後間もなく森林を開拓して牛舎を建てた。以来60年以上にわたって畜産業に従事してきた。しかし、手塩にかけて育てた肉牛は、適齢期前のものも含めて出荷処分することになった。」
ビッグイシューには、小林利雄さんと宝の牛が並んで紹介されています。農家レストランを経営する、佐々木千榮子さんの宝は“どぶろく”です。「役場に『どぶろく特区』の認定を働きかけ、第1号の製造免許も取得した」佐々木千榮子さんの宝のどぶろくのレストランは、放射能の影響で1年で閉店になりました。という、ビッグイシューの佐々木千榮子さんのことを庄司さんに知らせ、どこか別の場所で佐々木千榮子さんのブランドのどぶろくを製造し、販売することを提案してもらいました。飯舘村に佐々木さんを訪ねた庄司さんからは、“残っていた”貴重品のどぶろく、“どぶちえ”と“白狼”の2本が届きましたが、「コメの栽培から手掛けるどぶろく」を、別の場所で、別の手で作る気力はない、という佐々木さんの返事も届きました。宝というものが宝である為には、佐々木さんのどぶろくの「コメの栽培から手掛ける」は、欠かすことのできない物語ですから、ブランドだけというはあり得ないのです。ただ、この“交渉”は終わったとは思っていません。
(ビッグイシューは、販売価格300円のうち、160円が販売者の収入になります。発行は1日、15日の月に2回です。西宮では、阪急西宮北口駅からアクタへの連絡通路で販売しているおじさんから購入することが出来ます。ただ、買いそびれてしまうことがある為、教会で5〜6人の購入者を募り、その分を直接配達してもらうことを検討しています。)
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