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小さな手大きな手

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2012年01月05週
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 1月31日に、石巻市釜小学校で、6年生の卒業記念の組み木教室を担当することになった小黒三郎さんを手伝うために、ききるんの会、ボランティアセンターなどから、2人派遣することになりました。その人たちには、石巻市関ノ入仮設住宅で生活する子どもたちに届ける絵本を託すことになりました。昨年12月30日に“よもぎもち・もちつき隊”が、そこで生活する人たちと、もちつきをした仮設住宅です。日陰には雪が残る、日中でも屋外の気温が0℃前後の、丘の上の仮設住宅の雪の屋外のもちつきには、関ノ入仮設住宅の子どもたちも参加しました。
 

 地震とその後の大きな津波に襲われた人たちは、それまでの生活の中にあったものを根こそぎ失うことになりました。家具や衣類、食器など生活のための道具、写真など家族が生きてきた記憶の手がかりとしての記録、そしてそれらすべてが詰まった住宅を失って、生き残った人たちが東北の被災地の、たとえば関の入の仮設住宅で生活する人たちです。


 そこで生活する子どもたちも、同じようにその時まで子どもとして生活してきたものを根こそぎ失うことになりました。子どもたちが失ったものの中には、子どもとして生活する毎日を豊かに包み込んでいた、おもちゃや絵本などがありました。中でも絵本は、子どもたちにとって、自分だけの世界ではなく、子どもと子ども、子どもと大人をつなぐ“かけ橋”そのものでした。子どもたちと大人の絵本の時間に、子どもたちは目を凝らし、耳をそばだてます。目の前で、自分の大好きな大人の言葉で聞こえてくる絵本の物語に、心も体も解き放たれて、子どもたちはそこにいます。そうして絵本と一緒にそこにいる子どもたちに、絵本の読み手である大人が嬉しくなるのは、絵本という“かけ橋”によって子どもとつながっている自分に気付くからです。


 東北の大地震と大津波で被災した子どもたちに、生活に必要な救援物資が届けられ、絵本なども届けられた事が聞こえていました。関ノ入の仮設住宅で生活する子どもたちの家庭にも、少しだけ絵本などが届けられているとのことです。1月31日に、釜小学校の組み木教室を手伝う為に派遣する人たちに託されたのは、関の入仮設住宅の集会室に置いてもらうための絵本です。関ノ入の20戸余りの仮設住宅の約半数は高齢者用で、その高齢者用仮設住宅の一戸が集会室になっています。託して届けられる約30冊の絵本の絵本箱は、その集会室に置かせてもらうことになっています。絵本を届けるにあたり、集会室に貼らせてもらうポスターも用意しました。




子どもたちは、絵本を、大人の人たちに読んでもらって、楽しみます。

絵本は、子どもたちと大人をつなぐ“かけ橋”です。

関ノ入仮設住宅で生活する、すべての人たちに、絵本をお届けします。

兵庫県南部大地震ボランティアセンター
被災者生活支援長田センター
協力:西宮公同幼稚園、公同文庫
連絡先:西宮市南昭和町10-19 




 絵本を選んだり、絵本箱を用意したりするのを協力したのは、公同文庫、ききるんの会の人たちです。お届けする絵本のリストです。

1.「しろくまちゃんのほっとけーき」、2.「11ぴきのねこ」、3.「グリムの昔話」、4.「だいくとおにろく」、5.「日本の昔話」、6.「だるまちゃんとてんぐちゃん」、7.「つるにょうぼう」、8.「ねないこだれだ」、9.「はじめてのおつかい」、10.「ぴょーん」、11.「おおかみと七ひきのこやぎ」、12.「わたしのワンピース」、13.「アンガスとあひる」、14.「おおきなかぶ」、15.「ちいさいおうち」、16.「てぶくろ」、17.「どろんこハリー」、18.「はらぺこあおむし」、19.「ピーターのいす」、20.「フレデリック」、21.「もりのなか」、22.「わたしとあそんで」、23.「しずくのぼうけん」、24.「こすずめのぼうけん」、25.「かさじぞう」、26.「かばくん」、27.「からすのパンやさん」、28.「キャベツくん」、29.「きんぎょがにげた」、30.「くだもの」


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