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2012年11月03週
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 政府が、原子力規制委員会に、東電福島の事故で避難している人たちが、元の町に帰還する判断材料にするため、第一原発周辺の将来の影響評価を要請したのだそうです。「福島第一原発の安全性に不安を抱き、帰還を判断できない避難者が多いため、居住地域の将来の放射線量の見通しや取り出した核燃料の保管方法などを提示させる。廃炉作業中に事故が生じた場合の避難方法の報告も求め、住民自らが安全性の確保について十分かどうか判断できる情報を提供する」(11月10日、福島民報)。
 環境省、原子力規制委員会にこの「要請」のことを問合せたところ、ホームページの「第9回原子力規制委員会」(平成24年11月7日)の配布資料「東京電力株式会社福島第一原子力発電所に設置される原子炉施設を特定原子力施設に指定するに際して必要な原子力規制委員会決定について」が、それに当たるだろうと指摘されました。それは、‥豕電力宛ての指定文書(案)、同「実施計画書」(案)、「特定原子力施設への指定に際し東京電力株式会社福島第一原子力発電所に対して求める措置を講ずべき事項について(案)、せ温諭Ш拠条文として、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」第64条2、(特定原子力施設の指定)から成っています。
 (以下で「措置事項」)の「まえがき」では、この措置及び目的として、「できる限り速やかな燃料の取り出しの完了など、特定原子力施設全体のリスクの低減及び最適化を図り、敷地内外の安全を図ることを目標とし、その達成のために必要な措置を講じること、1号炉から4号炉については廃炉に向けたプロセスの安全性の確保、溶融した燃料(燃料デブリ)の取り出し・保管を含む廃止措置をできるだけ早期に完了すること…」があげられています。「全体工程及びリスク評価について講ずべき措置」では、「要請文」に直接関係することとして「特定原子力施設全体及び各施設のリスク評価を行うに当たっては、敷地外への広域的な環境影響を含めた評価を行い、リスクの低減及び最適化が敷地内外の安全を図る上で、十分なものであること」があげられています。
 少し古い情報(と言っても、2012年10月1日、福島民報)によれば、住民のすべてが避難することになった、警戒区域、計画的避難区域が再編され帰還準備区域となった市町村でも、住民の帰還は進んでいません。「福島第一原発の安全性に不安を抱き、帰還を判断できない避難者が多い」(11月10日、福島民報)。たぶん、“判断できない”のは、「措置事項」などで、“安全”“安全性”などのことが繰り返し指摘されるにも関わらず、それを整理し判断する情報が決定的に不足しているからです。あるいは、提供される情報が広範囲でかつ断片的に過ぎるため、判断することが難しくなっています。
 例えば、「福島第一原発の安全性に不安を抱く」よりないのは、そこで起こっている多くのことが、そしてその詳細が、明らかにされることがないからです。何よりの理由は、事故の実態の多くは事故から1年8ヶ月経った今も、詳(つまび)らかにされないからです。いいえ、事故現場の一番の核心の部分は、超高濃度の放射能の毒の為に、詳らかにできないからです。例えば、東電福島第一の全体から、毎時0.1億ベクレルの放射性物質の環境中の放出が続いています。そんなことは、もちろん決して、絶対にあってはならない事なのですが、止めるどんなた手段も人間は持ち合わせてはいません。事故の当事者たちは、そんな事実が起こり続けているにも関わらず、東電福島の事故の収束を宣言し、安心、安全だということにしてしまいました。全く、そして絶対に人間の力の及ばない、中でも核心部分には、放射能の猛毒の為に、決して人間の近づくことの出来ない事故であるにも関わらず、そしてそれが明らかであるにも関わらず、安心、安全だとされても、その近くの元の住居に、誰が帰れると判断できるのだろうか。安心・安全が心配される東電福島の事故現場には、危険なものが所狭しと並べられ、それが増え続けています。増え続けている一つが、高濃度の放射能汚染水です。壊れてしまった原子炉は、外部からの注水で冷やし続けるよりありません。冷やす為に注水された水は、高濃度の放射能の汚染水になって壊れた原子炉から漏れ出し続け、溜まり続けています。それが、2012年11月13日現在、約25万トンに達しています。(東京電力プレス発表第73報、平成24年11月14日)更に、汚染水は、一部を再冷却に使っていますが、その為に吸着除去したセシウムが、カートリッジになって増え続けています。8月14日現在、434塔だった吸着塔は、11月13日現在460塔と増え、大量の高濃度のセシウムを内部に溜め込んだまま、東電福島の敷地内の屋外に並べられています例えば、こうして増え続ける“セシウム吸着塔”について、そこに置き続ける以外の、どんな方針も示されていません。現在はもちろん、近い将来も、安心・安全ではあり得ないのです。
(以上、じしんなんかにまけないぞこうほうNo.187よりの抜粋。全文は同No.187参照)
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