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小さな手大きな手

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2013年11月03週
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子どもたちと晩秋の六甲山を歩いています。6日には摩耶山、14日には石切道から陵雲台まで歩きました。
 摩耶山は、王子公園から歩き始め、摩耶ケーブル下駅手前を左に入った上野道から頂上を目指します。以前は、阪急六甲から六甲学院を経て、長峰山の大岩、杣谷峠を経て摩耶山まで歩いていました。この道は、中でも長峰山の大岩の360°の展望がなかなかいいのですが、ずっと一本道で休める場所がなく、昼食の摩耶山が午後1時近くになってしまいます。三宮から新神戸、市ケ原から天狗岩を経て摩耶山まで歩くこともあります。市ケ原から急な登りで、更に上ったり下りたりの繰り返しのこの道は、摩耶山手前の登りになると、子どもたちは「またかー、コール」を連発することになります。昨年、このコースを歩いていて、西宮北高校の生徒たちに出会いました。歩いていた生徒たちの中に、卒園した子どもたちがいて、それだと解りました。
 子どもたちが、晩秋の六甲山を歩く時、六甲山は特別のプレゼントを用意して待ち、そして歩くのを励ましてくれます。一つは、小指の先よりも小さい、けれども甘酸っぱい味が、身も心もぴりっと引きしめ、もう一歩先へ押し出してくれる“秋ぐみ”です。木々の中で緑の葉っぱがこんもりとふくらみ、裏が白い葉っぱが風できらきら光って見えれば、そこに“秋ぐみ”があるしるしになります。晩秋の六甲山を子どもたちと歩く時、どこにでも見つかるという訳ではありませんが、“あるところにはちゃんとある”のが、“秋ぐみ”です。晩秋の六甲山を子どもたちと歩く時の、もう一つの特別のプレゼントが“紅葉”です。
 そして、子どもたちが六甲山を歩く時の何よりの特別のプレゼントは、山から下りてくる時に乗るロープウェーやケーブルカーです。山登りというものは、苦労して登って、苦労して下りてくるのが、基本の基本ですが、しかし、子どもたちの場合は、苦労もあって思いがけずうれしいこともある山登りを大切にしています。下りに使う、ロープウェーやケーブルカーです。そんな何よりの特別のプレゼントのロープウェーやケーブルカーでなくっても、ほんのささやかでも、山を歩く時の十分な力、励ましになるプレゼントがあります。一粒の甘酸っぱさが、口いっぱいに広がる時に、それまでの疲れを忘れ、更に1キロメートルの山道を歩く力になったりするのです。晩秋の六甲山で繰り広げられる“紅葉絵巻き”も、山道を歩く次の一歩の励ましになります。
 14日に子どもたちが歩いた阪急御影から陵雲台は、約7.5キロメートル、標高差は800メートルですから、そこそこの山登りです(六甲ケーブルが土砂崩れで、“不通”の為、ロープウェーで有馬に下りた)。山では、たまに出会った人たちは、歩く子どもたちに“ほう!”と驚いて、“こんにちは!”を声をかけて通り過ぎて行きます。見ず知らずの人であっても、声をかけ合ってお互いをちょっと
励ますというのが、山の出会いのルールです。たぶん、子どもたちに限らず、人間というものは、小さな出会いの小さな励ましが糧になって一日一日をつなぐようにしていきているように思えます。そして小さな出会いの小さな励ましが、子どもたちの中にたとえば“やさしさ”というものを育てています。その“やさしさ”は他のどんな力を持ってしても簡単には育たない働きであるようにも思えます。子どもたちの、一日一日を生きる、小さな営みの繰り返しでしか育たないのですから。
 11月4日は、幼稚園の運動会でした。以下、当日「保護者の皆さま」ということで配らせていただいた文書です。

保護者の皆さま

 子どもたちが、30分で往復できる伏原町に、幼稚園の畑があります。卒園した3人の子どもの保護者からお借りしている畑です。
 10日程前、その畑に子どもたちがイチゴの苗を植えました(更に、その1週間前に、お父さんお母さんの手で、畑は耕されました)。
今、その時の写真がアートガレーヂ前に掲示されています。イチゴの苗をそっと手の平に乗せ、そっと運んでいる子どもたちの写真です。イチゴの苗を、そっと手に乗せ、そっと運んでいる子どもたちの心に育っているのは“やさしさ”です。イチゴの生きた命を、手のひらにそっと乗せ、そっと運ぶ人間の心に、“やさしさ”が育ちます。
今、皆さんの目の前にいる子どもたちです。イチゴの生きた命を運ぶ“やさしさ”は、身近にいる命、仲間を大切にする“やさしさ”として、存分に発揮されます。何よりの証拠は、自分と仲間がいることを喜ぶ、子どもたちの笑顔です。
 子どもたちの笑顔を見守って、応援するご家族の皆さんと、今日一日を過ごさせて頂けることを心から感謝します。


2013年11月4日
西宮公同教会付属
西宮公同幼稚園

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