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小さな手大きな手

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2014年10月04週
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 沖縄の人たちの“本気”が、少しずつですが確実に伝わってきます。沖縄の人たちは本気なのです。普天間飛行場の返還に伴い、名護市辺野古での新基地建設で仲井真弘多知事のことで、沖縄の人たちは本当に怒っています。屈服させられ、屈服した代償は、沖縄特別振興名目の3,000億円でした。「『普天間基地の県外移設』の選挙公約を掲げて県知事の座を得た男が、安倍政権の手練手管に乗せられ、『いい正月を迎えて』恥じらいもなく自らの選挙公約を反故にして2013年12月末に承認した辺野古の『埋め立て承認』。それを錦の御旗にして、安倍政権が現在進行形で進めている海兵隊普天間基地の辺野古への新基地移設の強行策 …それはまさしく、安倍一派の沖縄県に対する侮辱的挑戦である」(「沖縄差別と闘う/悠久の自立を求めて」仲宗根勇、未来社)。仲井真弘多知事を屈服させた安倍晋三総理は名護市長選挙では、地域特別振興名目の500億円で名護市長を屈服させようとしましたが、できませんでした。「金で動く」名護市民ではなかったのです。
 11月16日の沖縄知事選では、主として金で屈服した仲井真弘多と「あらゆる手法を駆使して辺野古に新基地をつくらせない」とする翁長雄志(前那覇市長)が争うことになっています。沖縄を「金で動かす」手法は、名護市へのUSJ誘致など同じ手法が駆使されています。しかし、沖縄では、その「金で動く」沖縄、「金で動かす」日本への怒りが広く深く渦巻き、知事選へ向けて発表された翁長雄志の政策でもそれが明確に示されています。「翁長は、米軍基地は沖縄の経済発展の最大の阻害要因で、基地をとりこにするかのような経済政策は将来大きな禍根を残すと指摘。普天間移設について『沖縄に置くしかないという発想そのものが間違いだ』とし、昨年1月41市町村の代表らが政府に提出した建白書に基づき、新基地建設とオスプレイ配備に反対するとした」「東村高江のヘリパッド建設にも反対を表明、基地問題解決のため知事就任後に米国・ワシントンへ駐在員を置く旨を明らかにした」「カジノは『沖縄観光の将来に影響を及ぼしかねない』として反対を表明。環太平洋連携協定(TPP)や県内への原発建設にも反対するとした」(10月22日、沖縄タイムス)。「金で動き」「金で動かす」日本、安倍晋三首相に対し、知事選の沖縄の翁長雄志の政策発表は、あらゆる意味で「金では動かない」ことを宣言しています。「沖縄差別と闘う/悠久の自立を求めて」の著者、仲宗根勇の怒りは止まるところを知りません。そのすべては「金で動く」沖縄を「金で動かす」ことに向けられます。ちなみに、仲宗根勇は1941年沖縄県うるま市生まれ、1992年最高裁、簡易裁判所判事試験に合格、裁判官任官、2010年定年退官、「沖縄少数派−その思想的遺言」などの著書があり、裁判官時代「熱血裁判官」とも呼ばれたウチナンチュー(沖縄人)です。
 安倍晋三内閣は2013年4月28日「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を強行しますが、その同じ日に沖縄では「4.28『屈辱の日』沖縄大会」が開催されます。その4月28日は1952年同日にサンフランシスコ講和条約が発効した日で、条約からは沖縄が除外されていました。沖縄が差別排除されたサンフランシスコ講和条約の発効日を、半世紀以上経った2013年に敢えて「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」とした沖縄の差別排除を「ガッティンナラン」(「合点がゆかない」)という強い怒りと不同意を表現する琉球語)と、たくさんの人たちが集会では声をあげることになりました。「大衆のなかで、大衆とともに怒り、悲しみ、絶望する、なんとも名状しがたい複雑な精神状態に落ち込み、何故か溢れ出る悔し涙を拭い、流れ落ちる鼻水をグスングスンと鼻腔に吸い上げる自分に喝采を送る別の自分がいて、大衆とともに『式典』にたいし『ガッティンナラン!』『ガッティンナラン!』『ガッティンナラン!』とシュプレヒコールしていたのだ」(前掲書)。「まさにその沖縄の『屈辱の日』を、日本の『主権回復』の日として祝い記念する式典を行うことは、安倍晋三内閣およびその背後にいる、日米安保の利益を享受していながら、その負担を沖縄に超過剰に押し付けて恥じない本土日本人の傲慢な沖縄差別にほかならず、沖縄県民『化外の民』としてその人間存在を冒涜し無視する以上のなにものでもない。講和条約において、沖縄と沖縄人は『人間』としてではなく、日本国家の『貭草』たる『モノ』としての扱いを受けたのである」(前掲書)。
 仲井真弘多知事によって「金が動いて」屈服した沖縄辺野古では、厳しい闘いが繰り広げられています。「移設反対の意思表示をしようと集まった人々を県警の警察隊がゴボー抜きし、老女さえも警官が数人がかりで、実力行使して排除する阿鼻叫喚の地獄図を現 する一方、北部地域の移設賛成の漁師らを雇い、ひとり一日5万円の日当を払って移設付近の海上警備をさせている。安倍内閣は、古来からの支配者の『アメとムチ』の統治手法を縦横無尽に使い切っているのだ」(前掲書)。
 海兵隊普天間基地への新基地移設の強行工事で、辺野古の海のサンゴが傷つけられる事故が起こっています。「名護市辺野古への新基地建設に反対するヘリ基地反対協議会は21日、会見し、沖縄防衛局が海に設置したフロートの固定用ワイヤーロープやアンカーが『サンゴ礁や海底に傷つけた』と批判した。台風対策を怠ったためだとして、防衛局に対してフロートの再設置と埋め立て工事の中止を求めた」(10月22日、沖縄タイムス)。
 沖縄の人たちにとって命である海、そして辺野古の海はサンゴはもちろん、ジュゴンにとっても命の海です。その海に新基地を「金の力」で強行しようとする安倍内閣への仲宗根勇の怒りは続きます。「2014年11月の沖縄県知事選挙は、沖縄の民意を無視し、海上保安庁、防衛局、警察を総動員し、辺野古移設工事に狂奔する安倍内閣、正確にいえば、憲法違反の選挙で選ばれた無資格国会の指名で『国家権力』を僣窃している安倍一派による国家悪に立ち向かう民衆蜂起の性格をもたざるをえない」(前掲書)。
(教会で、沖縄の新聞「沖縄タイムス」を購読することになりました。1週間分が週報ボックスの上に並んでいます。時々内容を紹介させていただきます)。
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