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小さな手大きな手

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2013年09月04週
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 W君が、高校を卒業して海上自衛隊に入隊が決まったことを聞いて、長男が陸上自衛隊のSさんが、あまり賛成できない様子で「…選択肢は他にもあるのになぁ!」と、おっしゃっていました。幼稚園の頃から昆虫好きの、昆虫名人で、小学生になってから参加した夏のキャンプでは“昆虫先生”になって活躍していたW君です。昆虫情報に詳しくて、中高生になって参加した能勢では、キャンプ場近くの昆虫屋さんに案内してくれました。
舞鶴の教育隊に入隊するのを送ってすぐ、5月の連休に帰ってきましたが、「昼食をごちそうしてもらう!」を約束に、車で舞鶴まで送っていくことになりました。舞鶴港で公開されていた護衛艦を、保護者代表で見学し、昼食に約束のすしをごちそうになりました。
その時見学した護衛艦が係留されている岸壁の少し先には、東京湾で漁船にぶつかって沈没させ2人が亡くなった事故のイージスあたごも係留されていました。こっちの方は近寄らせてももらえませんでした。
教育隊を終了したW君は広島県呉の海上自衛隊基地に所属することになりました。練習艦に乗り込むことになったW君から、大阪南港に寄港することになったとの連絡で、何人かで面会にかけつけたりもしました。休暇で西宮に帰ってくると顔を見せるW君から、練習艦の航海で立ち寄ったギリシャでアテネのパルテノン神殿を見学した際の入場券の半券を見せてもらったりもしました。
びっくりしたのは、携帯電話でW君の“かつ”を間違って押したところ、つながってしまい、なんとそこがソマリアだったことです。今や、正式の海上自衛隊員になったW君は“海賊退治”の任務でそんなところに行っていたのです。
春先に西宮に帰ってきた時に、取り出して見せてくれたのが、襟章付きの白の水兵服でした。それは、W君がその人生を海上自衛隊員として生きることを意味する制服でした。その時、連休の呉基地のお祭りでする子どもの遊び場のことで相談があり、幼稚園のおもちゃで協力することになりました。間近になった電話の相談で決まったのが積み木でした。
そして、今年9月になってからの、遅い夏休みで西宮に帰った時聞いたのが、現在はとっても大きな護衛艦の「いせ」に乗っていて、9月末には大阪の天保山に寄港すること、約半年の研修の為、そこで一旦艦を降りるということでした。もしかしたら“見学”に行くかもと話していて、9月27日正午頃が寄港になるとの連絡があり、年長の子どもたちが“先輩の船”を見学に行くことになりました。更に、「どうせなら、乗せてもらうよう頼んどいて!」の話した2日後に、「子どもたちを乗せてもらえることになった」という返事がありました。で、乗せてもらった時、艦長に渡す為準備したのが「“いせ”乗組員の皆さんに」と書いた文章と子どもたちが今津港で並んで海を見ている写真を配置した“額”です。

“いせ”乗組員の皆さんに

みちばたの くさばなは
ぼくたちの なかまです
あるいて はしってとぶのが
ぼくたちの まいにちです
ぼくたちの へいわを
まもってくれて ありがとう

そらをとぶ とりたちは
ぼくたちの なかまです
ひると よるとあさが
ぼくたちの まいにちです
ぼくたちの へいわを
まもってくれて ありがとう

うみをおよぐ さかなたちは
ぼくたちの なかまです
わらって ないてうたうのが
ぼくたちの まいにちです
ぼくたちの へいわを
まもってくれて ありがとう

2013年9月27日
西宮公同幼稚園の子どもたちより

(用意した“額”は、巨大エレベーターで昇った甲板上で、梅崎艦長と子どもたちの記念写真の折、艦長に直接手渡しました。その時甲板上で飛ばした竹とんぼを、ナイスキャッチしたのも艦長でした。)
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