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小さな手大きな手

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2019年11月02週
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子どもたちと一緒に、心が躍動し、歌い、踊り、走り、跳ぶ一日を
過ごしていただけたらと願います

先日、保護者会代表の皆さまが、幼稚園の用意した、ここ能登運動場の近隣の皆さまに、運動場を使わせていただくにあたっての挨拶の文章を配布してくださいました。
その最初には、以下のように書かせていただきました。

ご挨拶

先の豪雨で大きな被害にあわれた皆さま、そしてその後の厳しい現実を生きる皆さまのことを心に覚え、ささやかではありますが、支援の働きにも協力させていただいております。
さて、11月4日(月、祝)文化の日は、例年通り、能登運動場を西宮公同幼稚園の運動会で使わせていただきます。
子どもたちが、歌い、踊り、走り、跳ぶ、心から躍動する一日となることを願い準備してまいりました。
私たちの何よりの日々の願いは、子どもたちの心が躍動し、「歌い、踊り、走り、跳ぶ」ことです。間違いなく今日が、その一日になるはずです。
小・中・高校などの子どもたちの「いじめ」の件数が、前年比13万件増の「過去最多54万件」になった(自殺した児童数は332人)と文部科学省が発表しています(10月18日、朝日新聞)。
子どもたちの生活で「心が躍動し、『歌い、踊り、走り、跳ぶ、』」日々を願ってきて、この発表はよそ事ではないし、残念でなりません。
だからこそ、願わずにはおれません。
「心が躍動し、『歌い、踊り、走り、跳ぶ、』」毎日が、子どもたちの世界であるこを。
今日、年長組の子どもたちは、沖縄島の人たちがエイサー(沖縄や奄美群島でお盆の時期に踊られる伝統芸能)などで使うパーランクー(手持ちの片張り太鼓)を叩きながら「太陽の子」を歌い踊ります。教会学校などで歌うことのある「童神(わらびがみ)」「弥勒世果報(みるくゆがふ)」などの詩を書き、歌っている古謝 美佐子(こじゃ みさこ)さんの歌です。

太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)

太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 沖縄(うちなー)諸人(むるびとぅ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)

1、太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 我(わ)した島(とう)人(びとぅ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
風(かじ)ぬ根(に)ゆ 頼(たぬ)でぃ 上(あが)い太陽(てぃだ) 拝(うが)でぃ
翔(とぅ)びたたな 翔(とぅ)びみぐら
やりくぬ したーりよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
2、太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 沖縄(うちなー)諸人(むるびとぅ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
神(かみ)ぬ世(ゆ)ん 近さ(ちかさ) 弥勒(みるく)世(ゆ)ん なたい
しからしよ まさらしよ
やりくぬ したーりよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
3、太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 我(わ)した若者(わかもの) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  親(うや)あがみ 忘(わ)しな 人(ひと)敬(うや)め しちょてぃ
  なだやしく とぅなどぅなとぅ
やりくぬ したーりよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
4、太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 揃(する)い揃(する)たる 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  歌(うた)言葉(くとぅば) 清(ちゅ)らさ 節々(ふしぶし)ん 秀(ひで)らさ
  語(ご)やびら 歌(うた)やびら
やりくぬ したーりよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
5、上(うえ)がい太陽(てぃだ)ん 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 神(かみ)ぬ世(よ)ん 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  やりくぬよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  したーりよー 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)
  太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ) 太陽(てぃだ)ぬ子(ふぁ)

日本で学び生活し、残念ながら1945年6月に、その尊い命を奪われることになった尹 東柱(ユン・ドンジュ)は、それがどんな厳しく暗い社会であっても、子どもたちはもちろん人間の明日を次のような詩に書き残しています。

新たな道

川を渡って 森へ
峠を越えて 村へ

昨日も行き 今日も行く
私の道 新たな道

たんぽぽが咲き かささぎが翔び
娘が通り 風が起き

私の道はいつでも新たな道
今日も…… 明日も……

川を渡って 森へ
峠を越えて 村へ

尹東柱(ユン・ドンジュ)
「風と空と星と詩」より

歌う踊ることで、あらゆる世代の人たちを魅了して止まなかったマイケル・ジャクソンは、子どもたちについてたくさんの言葉を書き残しているのを、最近になって知ることになりました。



子供は歌

 子供たちが歌を聞くとき、彼らは耳だけで聞いているのではない。彼らはメロディに溶け込こみ、リズムとともに宙を舞う。彼らのなかの何かが翼を広げ、やがて子供と一緒にいるとき、最高にすばらしい創造性をかきたてられることがある。子供たちと一緒にいると、音楽はまるで呼吸するように、自然にぼくのほうへやってくる。
(マイケル・ジャクソン「子供は歌」より)

オックスフォード大学で「子どもと愛」のスピーチの冒頭で、マイケルは子どもには無条件に愛される権利があると、7つの権利を提案します。
 「すべての家庭に子どもの国際権利章典が取り入れられるように提案します。その条項は、
  1 そのままで愛される権利。自ら求めずとも。
  2 どんな場合でも守られる権利。
  3 かけがえのない存在だと感じられる権利。何も持たずにこの世に生を受けようとも。
  4 話を聞いてもらえる権利。たとえおもしろくない話でも。
  5 寝る前に読み聞かせをしてもらう権利。夕方のニュースを優先されてしまうことなく。
  6 教育を受ける権利。学校で銃弾におびえることなく。
  7 かわいがられる対象となる権利。たとえ母親しかかわいいと思わないような顔だとしても。

(森田ゆり「体罰と戦争」より)




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