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2019年12月02週
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沖縄の美ら海の幸と、島の人たちの不屈の魂で作り出した「イカラー」で、辺野古・大浦湾の生きものたちを守る闘いに協力して下さい。

〇イカラー:一個(80g入)380円
 (名護市汀間漁港であがったセーイカのゲソがみそになった「イカラー食べて味噌」)
〇「山城博治他/裁判闘争最終報告書」1000円
(辺野古・高江、中でも高江の闘いで不当に逮捕され150日を超え拘留された、山城博治さんたちの裁判闘争の記録)

 沖縄の島の人たちの、東アジア・世界をつなぐ島の歴史であり今も願いであることが結実する言葉が「万国津梁」、その沖縄島であるからこそ守られてきた自然・美ら海が、沖縄を戦場として闘われた戦争によって大きく破壊されることになりました。
 悲惨な戦争の体験があって、平和は島で生きる人たちの魂からの願いとなり、世代を超えて共有され、伝えられてきました。
 今、その願いが、沖縄県全域を要塞化する日米の戦争政策によって大きく踏みにじられようとしています。沖縄の戦争の基地の強化、それが名護市辺野古新米軍基地建設です。埋め立ての護岸工事に始まり、現在はその護岸内への土砂の投入、更に、新たな護岸工事も始まっています。沖縄の人たちは、護岸工事の石材等が運び込まれるキャンプシュワブゲート前での座り込み、埋め立て用の土砂が運び出される名護市安和(あわ)桟橋、塩川港での積み出し阻止の行動などを厳しい規制の厳しい状況の中で続けています。
 そうして、行動し続けることを、沖縄県の人たちは、沖縄の島が「万国津梁」の島であり続けること、守られてきた自然・美ら海を守ること、その一つ一つを残すことが、島で生きることそのものであると会うごとに語ります。
 今、その辺野古、大浦湾の海底深い軟弱地盤に、難工事と言われる杭を打ち込む工事の準備が進められています。およそ水深90メートルと言われる海に「サンドパイル」という工法の杭が約20,000本打ち込まれる工事です。つなぎながら海底に下ろされる鋼管に固める為の溶剤を混ぜた砂の杭が打ち込まれる工事は、静かな沖縄の海の生き物たちの世界、海底をゆさぶり濁らせることになります。工事の行われている、辺野古・大浦湾は、世界中の人たちが注目する、自然の海の世界です。山から川から運ばれてくる自然と海が交わる海域だからこそ育つ生きものたちが、その生命を時には交換し、そのことによって互いに生き延びる力にしてきた沖縄の海・美ら海が辺野古・大浦湾なのです
 先日、米環境NGOが辺野古を、自然環境の世界的に重要な場所と認定したことが発表されています。
辺野古新米軍基地は、沖縄島の人たちの心である平和への願いである平和を踏みにじる、戦争の基地として建設されます。国・政府は、沖縄の人たちが繰り返し明らかにしてきたどんな願いも「世界一危険な普天間飛行場の代替として移設するだけだ」とし、工事を強行しています。沖縄島の人たちが望んでいるのは、基地の移設ではなく、米軍基地の島沖縄からの解放、基地の完全撤去です。
 そうして、新米軍基地建設が強行される辺野古・大浦湾は、海の生きもの・魚たちを豊かにはぐくむ海です。その海の漁業権は名護漁業組合から国によって買収されてしまっています。その大浦湾で新しい漁業組合を設立する働き、漁業及びその関連の仕事を取り戻す働きが始まっています。その一歩として活動を始めているのが「名護市東海岸入合漁業組合」です。大浦湾での漁業と加工品の開発することを仕事とする漁業組合は、汀間区(ていまく)の区長、新名善治さんたちによって始まっており、その一つが「イカラー」の製造販売です。イカラーは、大浦湾・沖縄の海の「セーイカ」のゲソを加工した、沖縄の人たちによって欠かせない「油みそ」のセーイカ版です。油みそがそうであるように、日常の食事に多様に使われるイカの味がきいた食品です。
 「イカラー」は、キャンプシュワブから少し北の道の駅「わんさか大浦」で主にあつかっていますが、汀間区長であり漁業組合長の新名善治さんのはからいで、関西方面でも入手が可能です。新名善治さんたち汀間区の区民の意思ははっきりしています。辺野古新米軍基地反対・阻止です。名護市東海岸入合漁業組合の来春の本格的設立を目指していますが、その時の組合は、現在漁業権の買収によって可能とされてしまっている埋め立て工事を、もう一つの漁業権の名によって不可能にすることです。ウチナンチューの不屈の魂で闘うのが、汀間区、そして新名善治さんたちの沖縄の闘いだと、先日お会いした時も、静かににこやかにしかし力強く語っておられました。

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