(前週よりのつづき)
そして土砂投入から1年、約1%の土砂の投入が終わっています。それがたとえ1%であっても、土砂の投入は、辺野古・大浦湾の海の自然の復元を不可能にしています。
そして更に、直接大浦湾側の埋め立て工事にかかろうとしています。この区域は、早い段階から活断層及び100メートルに近い深海で更に「軟弱地盤」であることも指摘されていました。国・日本政府はその事を念頭に置いた工事の準備を進めてきましたが、その場合の改良工事の難しさを念頭に、設計変更を沖縄県に申請することになります。「名護市辺野古の新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤は最大で深さ水面下90メートル(水深30メートル、地盤60メートル)に達している。政府は地盤改良の方法として、7万7千本の砂杭や植物由来の杭を軟弱地盤に打ち込む工法を検討。ただ、90メートルの深さに対して、国内での改良工事の実績は最大70メートルに止まる問題をかかえている」(1月4日、沖縄タイムス)。この一連の工事及び工法の変更などには、沖縄県の承認が必要になります。もちろん、沖縄県は新基地建設に反対していますから、上記の変更に同意もしません。そこで設置されたのが、軟弱地盤改良に関する有識者会議です。軟弱地盤の海底深くの工事は、未知のものが多く、工法・設計の変更はこれからも度々必要になり、その度に沖縄県に申請し承認を求めることが必要になります。もちろん、沖縄県はそれを認めない構えですから、その都度工事が止まり、工事そのものを難しくします。それで、従来までの強引で、公正・公平を欠く、国・日本政府の強行突破の方針のもと、「軟弱地盤改良に関する有識者会議」の、すべてがまかり通ってしまう一方的方針で強行する構えなのです。それこそ、「無法」ですが、沖縄、たとえば辺野古新米軍基地建設では、そんなことを強行して、きたのが、国・日本政府です。
いずれにしても、軟弱地盤に「砂杭」を打ち込む工法・工事は、大浦湾海底を徹底的にゆさぶることになります。千年、万年の単位で、600種類を超えると言われる海の生きものたちの楽園である海・大浦湾の自然は著しくおびやかされ破壊されることになります。
2019年2月24日、沖縄の多くの県民が、そんな事が起こってしまう、辺野古新米軍基地建設に強い反対の意思表示をしました。しかし、国・日本政府そして「ヤマト」はそれらのことに一顧だにしません。
2.24
歪? 輩? 賄?
さようなら あなた
白い体は 波に
ゆらゆら揺れて 消える
黙っていれば過ぎる
どうぞ行って
何も言わずに
しゃりら しゃりら
しゃりらら
命(ぬち)あらばいいの?
まだましだって言うの?
声を上げて
何も変わらずに「
しゃりら しゃりら
しゃりらら
誰か聞いて
誰もいないの?
みんな聞いて
誰もいないんだって
しゃりら しゃりら
しゃりらら
(「スターシャンク」Cocco)
参考資料
「国家の暴力」(阿部岳、朝日新聞)
「いのちの海/辺野古大浦湾」(DVD、謝名元慶福監督)
「沖縄で何が起こっているのか」(DVD、沖縄平和サポート)
「辺野古ゲート前/連続6日間500人集中行動」(DVD)
「標的の島 風かたか」(DVD、三上智恵監督)
「スターシャンク」(CD、Cocco)
「失われた海への挽歌2019」(CD、松田弘一)
沖縄・辺野古を語る特別集会
沖縄辺野古・大浦湾は太古の時から海の生き物たちの、豊かで多様な生きた世界です。それは、そのまま沖縄の島で生きる人たちの豊かで多様な生きた世界でもありました。その豊かで多様な生きた世界が、沖縄の島の人たちと世界をつなぎ、世界中の人たちが関心を寄せてきました。
辺野古・大浦湾は世界と世界の人たちの宝です。
その辺野古・大浦湾が、沖縄から世界をにらむ、新たな軍事基地の為、汚染され、壊れています。
辺野古新米軍基地建設です。
辺野古・大浦湾が汚され、壊されること、軍事基地が建設されることは許されないと、カヌーを乗り出して海で、キャンプシュワブゲート前で座り込みを続けてきた人たちがいます。
座り込みは2000日を超えてしまいました。(1月13日現在2013日)。
そんな沖縄島の人たちの一人が、富樫守さんです。
講演:沖縄辺野古で起こっていること、起ころうとしていること
富樫守さん(沖縄県読谷村島ぐるみ会議・共同代表)
稲富澄男さん(同志社大学工学部卒、建設会社35年間従事)
日時:2020年2月15日(土)午後3時~
場所:兵庫教区クリスチャンセンター
日時:2020年2月16日(日)午後1時30分~
場所:西宮公同教会集会室
主 催:沖縄辺野古を語る特別集会実行委員会
協 力:沖縄・名護/兵庫・西宮共同行動プロジェクト、兵庫教区沖縄
交流委員会
連絡先:西宮市南昭和町10-22 西宮公同教会
電話0798-67-4691
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