西宮公同教会 教会学校から、みんなへ
保護者の方々へ
子どもたちの姿や声が、街から消えてしまいました。遊んで過ごす場所から、いわば締め出された子どもたちの悲鳴も聞こえてきます。
確かな情報がないまま始まったこの状態は、確かな明日を必ずしも予測しにくかったりもしています。
何よりも、誰よりも、子どもたちが望んでいる当たり前に遊んで生活できる日々が一日でも早く戻ってくることを願っています。
毎日曜日のことでは、4月15日(水)の教会委員会、幼稚園理事会にて、以下のようなことを確認しました。
1、西宮公同教会の礼拝は、毎日曜日午前10時45分より、変わらず守られています。
2、教会の礼拝は、そこに身を置くことが条件ではありません。「情け深い固い絆で結ばれた愛」を、隔てるものは何一つないのですから。
3、この度の、感染症で明らかになったことがあります。
イ、感染しないためには、人と人との接触を避けることです。
ロ、人と人との接触を避けることが、感染から自分を守り、他の人を
守ることになります。これに尽きます。
4、教会事務所等にお出でになった方の感染を最低限に防御するため、マスク、消毒用エタノール(75%)を用意していますが、教会学校の活動は、屋外での活動を原則とします。
しかし、既に述べさせていただいているように、子どもたちのことで、このまま手をこまねいているのは、あまり無策のように思えてなりません。
難しいでしょうが、出来そうなことを何とか考え、提案できたらと願っています。
子どもたちへ
みんなと、教会学校、幼稚園(お手伝い隊など)で、会えないのはもちろん、たまに町で会ったりすることも出来ないのは、とても残念です。で、考えた末、少しばかりのプレゼント(図書カード)と、みんなに手に取って欲しいなと思う本のリストを届けさせていただきます。ほかにも、何か出来そうなことがないか、何とか頭をひねっているよ。
「感染しないために、人と人との接触をさける」「人と人との接触を避けることが感染から自分を守り、他の人を守ることになる」だとしても、出来そうなことで、みんなも頭をひねってみてください。何かあったら教えてください。
みんなに、 が手に取って欲しいなと思う本
岩波少年文庫より
「ドリトル先生 アフリカゆき」
著:ヒュー・ロフティング、訳:井伏鱒二
岩波書店
「ライオンと魔女」
著:C.S.ルイス、イラスト:ポーリン・ベインズ、訳:瀬田 貞二
岩波書店
「クローディアの秘密」
著:E.L.カニグズバーグ、訳:松永 ふみ子
岩波書店
「黒馬物語」
著:シュウエル、訳:土井すぎの
岩波書店
「人形の家」
著:ルーマー ゴッデン、訳:瀬田貞二
岩波書店
「バンビ」
著:フェーリクス・ザルテン、イラスト:ハンス・ベルトレ 訳:上田真而子
岩波書店
「ジャングル・ブック」
著:ラドヤード・キプリング、イラスト: 五十嵐大介、訳:三辺律子
岩波書店
岩波子どもの本より
「どうぶつ会議」
作:エーリヒ・ケストナー、絵:W.トリヤー
訳:光吉 夏弥
岩波書店
「スザンナのお人形 ビロードうさぎ」
著:マジョリー・ビアンコ、イラスト:高野三三男、訳:石井桃子
岩波書店
「ナマリの兵隊」
著:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
イラスト:マーシャ・ブラウン、訳:光吉夏弥
岩波書店
書店(ジュンク堂等)で、見つからない場合は、教会事務所に問い合わせてください。それぞれ、2、3冊ずつそろっています。
2020年4月19日
西宮公同教会 教会学校
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