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2020年08月01週
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終息が見通せない感染症の現状で
西宮公同幼稚園からのお知らせ

1、終息が見通せない感染症の状況について
  イ、終息はおろか、緊急事態宣言解除後、多くなっている感染者について、国などが具体的に対応を示さず、及び腰であるらしい現状。
  ロ、そうだとすれば、直接感染症にさらされる一人一人が、自分や自分の家族、中でも子どもたちを自分で守るしかない。
2、一人一人が、自分や自分の家族、中でも子どもたちを自分で守るしかない時に、できそうなこと。
  イ、家庭での、家族一人一人の徹底した健康管理。
  ロ、検温、健康状態の把握とその徹底した確認で、決して手抜きをすることなく、日々を過ごす。「自己管理」の徹底。
  ハ、その場合、可能な限り、家庭外(職場など)からの出入りが多い家族には、感染の恐れのある場所、人間関係を避けることの徹底、家庭内に感染症を持ち込まない。持ち込ませない。
3、1及び、2を厳守し、家庭、家族、中でも、子どもたちの日常的健康管理の徹底、健康状態の把握。
4、外出、幼稚園などの登園については、上記の健康管理、健康状態の把握に基づいて、基本的には「自主判断」を何よりも大切にして優先する。
   西宮公同教会としては、以上のことを徹底することにより、子どもたちの生活の場に感染症を「持ち込まない」「持ち込ませない」に、協力をお願いし、かつ徹底する。

雨が続きぬかるんでいたりする幼稚園の畑では、今年も、「大市茄子(おいちなす)」が立派に育っています。15日(水)には、その大市茄子9本に支柱を立てました。紫色の花が咲き、実が付き始めると、枝がしなってしまいますから、枝がしなって実が地面についたりしないように、支柱が必要なのです。大市茄子は、毎年畑の面倒を見てくださっているお母さんたちが、完熟して地面に落ちたナスから種を取り出し、種を撒き、苗を育ててくださっています。今年も、立派に育って届けてくださった苗を、畑に9本、津門川沿いの植栽帯に5本、園庭のプランターに3本移植し、それぞれがすくすく育ち、川沿いの大市茄子も小さいながら、紫色の花を咲かせています。ナスは、花が咲けば必ず実を結びます。ずっと昔、富山県氷見市の田舎で、畑を耕し、野菜を育て、ナスも育てていた母親の口癖の一つが、「親の意見とのナスの花は千に一つも仇はない(なすびの花が咲くとすべて実をつけるように、親が子を思って忠告することは必ず役に立つから親の意見をよく聞け、ということ)」でした。そして、なかなか厳しい母親でもありました。
大市茄子が、5~6個収穫できる頃に、毎年、ほんの一口ですが、その大市茄子とピーマンの味噌炒めが、子どもたちの昼食の1品になります。
そんな大市茄子は、西宮市の「大市」の地名に由来し、今も、大市茄子を育て続けている人のことが、7月15日(水)の朝日新聞で紹介されていました。
幼稚園の畑では、種を撒き、苗を育てた綿や藍が移植され育っています。長雨で、ぬかるんでしまっている畑の悪条件のもとでも、綿も藍も何とか育っています。綿や藍の種の入手は、そこそこ苦労しました。綿は、子どもたちが訪ねてお世話になっている丹波篠山市後川(しつかわ)の澤村寛文さんに譲ってもらった種、インターネットで調べて解かった大阪の「一般財団法人 日本綿業振興会」に譲ってもらった種、もう一つが、『ワタの絵本』(編集:ひび あきら、絵:やまだ ひろゆき/農山漁村文化協会)の出版社、農文協の紹介でお願いして送ってもらった千葉県の小川透子さんの種などです。それらを小さなポットに撒き、芽が出て育った苗は、年長組の子どもたちが1本ずつ持ち帰りました。子どもたちが持ち帰った苗で、「折れてしまった…」と申告があった場合、代わりの苗を渡させてもらったりしています。
幼稚園の庭のプランターでも苗は育っています。2枚葉が4枚になり、8枚になり、枝ものぞきはじめています。夏を越して、秋になると花が咲き、(種類によっては、白色やピンク色など)綿の実がつき膨らんで茶色に変わり、それがはじけると、中からまっ白な綿が顔をのぞかせます。「コットン・ボール」です。このコットン・ボールの綿を紡いで糸にし、糸を織ると「木綿の布」になります。今年、年長組の子どもたちは、出来れば自分たちのコットンボールを紡ぎ、糸にしたりするところまで挑戦できたらと考えています。
藍の方は、『アイの絵本』(著:仁科 幸子、編集:日下部 信幸/農山漁村文化協会)の農文協経由で教えてもらった、徳島県の徳島県立城西高等学校の阿波藍専攻班より届けていただきました。その藍の種で芽を出した藍の苗が、幼稚園の畑、津門川沿い、そして園庭のプランターで育っています。そうして、育った藍の生の葉っぱで、今年も年長組の子どもたちは、「たたき染め」に挑戦するはずです。
年長組の子どもたちはが植えた、発砲スチロールの田んぼの稲は、立派に背を伸ばしていますが、分けつ(稲の苗が生育するに従って、茎が太くなり、枝分かれして独立していくこと)の数が少ないのは、ちょっと心配です。
(次週につづく)



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