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小さな手大きな手

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2020年08月02週
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(前週よりのつづき)
7月15日(水)の保護者会の集まりで、感染症の状況下での子どもたちの幼稚園での生活について、西宮公同幼稚園として願っていること、そして、子どもたちのご家庭での健康管理などについて、そして、2学期の幼稚園の活動などについて、少し長く話させていただきました。話させていただいたことをまとめると、以下のようになります。

1、終息が見通せない感染症の状況について
  イ、終息はおろか、緊急事態宣言解除後、多くなっている感染者について、国などが具体的に対応を示さず、及び腰であるらしい現状。
  ロ、そうだとすれば、直接感染症にさらされる一人一人が、自分や自分の家族、中でも子どもたちを自分で守るしかない。
2、一人一人が、自分や自分の家族、中でも子どもたちを自分で守るしかない時に、できそうなこと。
  イ、家庭での、家族一人一人の徹底した健康管理。
  ロ、検温、健康状態の把握とその徹底した確認で、決して手抜きをすることなく、日々を過ごす。「自己管理」の徹底。
  ハ、その場合、可能な限り、家庭外(職場など)からの出入りが多い家族には、感染の恐れのある場所、人間関係を避けることの徹底、家庭内に感染症を持ち込まない。持ち込ませない。
3、1及び、2を厳守し、家庭、家族、中でも、子どもたちの日常的健康管理の徹底、健康状態の把握。
4、外出、幼稚園などの登園については、上記の健康管理、健康状態の把握に基づいて、基本的には「自主判断」を何よりも大切にして優先する。
  西宮公同教会としては、以上のことを徹底することにより、子どもたちの生活の場に感染症を「持ち込まない」「持ち込ませない」に、協力をお願いし、かつ徹底する。
こうしたことをお願いするのは、限られた時期、時間の幼児期の幼稚園などで生活する子どもたちの活動、中でも子どもたちの社会生活の何よりの基本である仲間、子どもたち同士で過ごす時間を、何としてでも確保することが、西宮公同幼稚園の使命であると考えるからです。
 ご理解、ご協力を重ねてお願いをします。

『本をよんで よんでもらって うれしいさん』(東京子ども図書館)を配布・届けさせていただきます。
 昨年、東京子ども図書館から届いた通信の中に1冊同封されていました。早速、目を通させていただいたところ、「本があれば、子育てはもっとおもしろい!」が、そのまま理解でき、助けになるように思えました。すぐに、幼稚園で配布させてもらえそうな冊数(150部)をお願いしたところ、「在庫はなくなってしまった。増刷するとしても、1年後です…」ということでした。で、「もし、増刷が決まれば、ぜひお願いします!」と、希望をしていたところ、つい先日150部が、幼稚園に届きました。
「本をよんで よんでもらって うれしいさん」
「本があれば、子育てはもっとおもしろい」
 そんな「本をよんで」「本があれば」の、更に最初の一歩「絵本を手にとる前に大切なのは、目を見て、声をかけて触れ合うこと」、子育て、子どもと生きるはじめの一歩から、少しずつ子どもたちと絵本の世界に入っていくことを、段階を追って、具体的な資料、絵本を紹介しながらの34ページです。
 最後のページは、「本をよんで」「本があれば」の子どもたちと本の世界をつなぐ、「子ども本の幸せな出会い」を作ってきた、この冊子を編集、発行する「東京子ども図書館」の紹介になっています。
 昨年、「母の友」9月号で紹介された松岡享子さんは、その東京子ども図書館を作る原動力になってきた人の一人です。

2020年7月18日
西宮公同教会付属 西宮公同幼稚園
園長 菅澤邦明



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