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小さな手大きな手

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2020年08月03週
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「8月5日感染症について」

 感染症について、その都度目にする文章などの感想を書いたりまとめたり、そして教会の礼拝で話させてもらったりしてきましたがその最初で、「緊急事態宣言」下で、教会関係の諸活動については、以下のように確認し実行してきました。

 教会・教会学校などは、「緊急事態宣言」の状況でも、原則、中止したりしませんが、以下のもとで継続することを、15日(水)の教会委員会、幼稚園理事会で確認しました。

1、 西宮公同教会の礼拝は、毎日曜日午前10時45分より、変わらず守られています。
2、 教会の礼拝は、そこに身を置くことが条件ではありません。「情け深い固い絆で結ばれた愛」を、隔てるものは何一つないのですから。
3、 この度の、感染症で明らかになったことがあります。
イ、 感染しないためには、人と人との接触を避けることです。
ロ、 人と人との接触を避けることが、感染から自分を守り、他の人を守ることになります。これに尽きます。
4、 教会へお出になった方の感染を最大限防御するため、マスク、消毒用エタノール(75%)を用意していますが、教会学校の活動は、屋外での活動を原則とします。

2020年4月15日
西宮公同教会委員会
西宮公同幼稚園理事会

 これに先だつ4月12日は、2020年のイースターでしたが、礼拝の説教の「信じることを忘れちゃいけない」をもとにした、使信を書き、4月19日の週報の「小さな手大きな手」に書かせていただいています。
 「…朝、東の空を見つめ、始まる一日に思いを馳せ、西の空にお日さまが沈む時、その一日に、『情け深い固い絆で結ばれた愛』の、小さな一歩を刻む一人として生きられたらを願います。そうして信じて生きる社会は、一緒に生きる子どもたちが『戦争』によって脅かされないのはもちろんです」そして続きます。
 「西宮公同教会の礼拝は、毎日曜日、午前10時45分より、変わらず守られています。教会の礼拝は、そこに身を置くことが条件ではありません。『情け深い固い絆で結ばれた愛』を、隔てるものは何一つないからです」更に続きます。

昨日 今日 そして明日も
歌と踊りを 絶やすことのない
この街の 透明な詩人たち

酷寒の時も 酷暑の時も
一人見守って 立つ
この街の 詩人の沈黙

(中略)

春と夏と秋 そして見えない冬
命の衣に 言葉を刻み込む
この街の 千万の詩人たち

この街の 渦巻く虚構と真実
この街で 吐き出される吐物たち
この街に やってくる明日を
この街の 詩人たちの詩人は最愛しむ

 たとえば、「一人見守って 立つ」詩人が販売する薄いパンフレットを、ささやかなささやかな思いを込めて購入する部数を少しばかり増やしたりしました。
 そして、更に、この使信を西宮公同教会の感染症の状況を生きるささやかな覚悟で結ばせていただきました。「小さな経済活動の、小さな世界、それはたぶん、観光『資源』ではない、営々と、それ自身が守ってきた自然の中の自然の時間を尊重して、人間が生きる子音であるように思えます」
 この結び言葉の使信にもとづき、6月になって、幼稚園の活動が段階的に始まる時、西宮公同幼稚園が大切にしてきた屋外活動の一つ、畑に集まることになりました。
 ただ、感染症についての理解や全体の合意は、たやすくはない面もあり、そんな時に、断続的に目にし、読んだりしてきた感染症についての文書・文献は理解の助けになり、それらの文書・文献を、5月10日から6月7日までの、小さな手大きな手で紹介しました。中でも、5月24日~6月7日まで、同じ文書・文献の紹介になりましたが、誰であれ、もし目を通すことがあれば、内容も分量も簡単ではなかったという意味で、そんなことを念頭において同じ文書・文献の紹介になったと言えます。
 以下、その後に、感染症の理解を少なからず多方面から、中にはより深く理解することになった文書・文献について紹介します。中には、かつて目を通してはいましたが、理解が不十分だったりしたもので、この度の感染症のことがあって、改めて読み返している文書・文献もあります。それは、たとえば「免疫『自己』と『非自己』の科学」(多田富雄、NHK出版)だったりします。多田富雄は、これとは別に「免疫の意味論」を書いていて、こっちの方は半端ではなく手ごわいのですが、「免疫『自己』と『非自己』の科学」は、なんとか読んで、なんとか理解できなくはありません。今、新型の感染症のことでは、免疫製剤の発見・完成が急がれていますが、それを理解するにあたり、前提となる「伝染病と人間」「免疫という劇場」と、基本から解き明かそうとしていますから、この問題が解っていない人間にとって、とっても助けになります。
(次週につづく)
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