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2021年10月03週
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(前週よりのつづき)
 66年前の事件の後の22年後に、米国・米軍の事件に対する「減刑」「仮釈放」が、今、「県民を見下す米軍の体質が本当に許せない」「いつ誰に起こってもおかしくない事件と考えている」となるのが、沖縄であるのは、7月2日から9月23日までの、沖縄の新聞からひろい出した、米軍関係の記事・事件から、沖縄では決して過去ではない事を伝えています。
 66年前の事件「酒を飲み過ぎて覚えていなかった」で起こり、米兵の「酒を飲んで車を運転し逮捕」は、7月6日、7月20日、8月7日、8月9日、8月22日と、常態化しています。
 「沖縄県民の人権は何も守られていない」は、100デシベルを超える爆音の戦闘機の離着陸が、昼夜を問わず、ある場合は深夜を選んで、嘉手納や、より沖縄の人たちの生活する真上を、低空で普天間などで繰り返されています。どんな抗議にも一切耳を貸すことはありません。沖縄の中で、米軍基地という別世界を作り、そこでは米軍・米国・米国人としての人間として存在・人権を守ることはあっても、「沖縄県民の人権は何も守られない」のが、基地の外の沖縄です。たとえばその一つが、基地内で発生した、PFOSの汚水の敷地外への無断放出だったりします。
 そして、沖縄の空を、戦争を想定した実戦訓練の軍用機が、生活する人たちに何一つ文句なしに飛んで、時には装備品を落下させたり、米兵が目的地にパラシュートで降下したり、時には不時着したりのことが繰り返されています。日米安保・日米地位協定は、そんな場合のどんな事故・事件についても、すべて米軍・米国が主導権を持つことを容認しています。そして、それが起こるのも、米軍基地の主要部分、多くが置かれている沖縄です。
 66年前、今よりも更に過酷な状況に置かれていた沖縄で起こったのが「幼女暴行殺害事件」であり、それがどんなに時間が経ってもどんな意味でも許し難い事件であるにもかかわらず、米軍・米国は、いとも簡単に無かったことにする、してきたのが、9月23日の「死刑の米兵22年で仮釈放」(沖縄タイムス)です。沖縄では、7月31日、8月1日「米軍族暴行未遂事件」のように、66年前の事件は、決して過去ではないのです。
 「植民地に対する米軍の意識は何も変っていないという事が分かります」なのです。そして、外間永二さんの報告は「報復グループの動きが心配です」と続きます。

舞台は18世紀末の寛政期、老中松平定信の時代である。蝦夷地に進出し、肥料の鰊カスや毛皮などの品物の不公平な取引を強行するばかりではなく、アイヌの女性を次々に手篭にする和人への怒りが頂点に達しようとしていた。

歴史の大義や概念や構造を理解した上で一旦脇に置き、食べたり、寝たり、従いがたいことには抗議したりする人間の営みを、私が生きている社会との緊張感を持って描くことができたなら、「蝦夷地別件」のように、大義や概念や構造のもとで傷つき死んでいく人びとの哀しみをもっと切実に描けるのではないか。濁流のような歴史の流れがどれほど逃れようのないことであるか、という歴史の事実の重さも、もっと深く知ることになるかもしれない。
(「蝦夷地別件」船戸与一、「歴史の屑拾い18」藤原辰史、群像2021年10月号)

・9月26日 「墓石提供資料収集へ、米政府、幼女暴行殺害の米兵」
・9月28日 「嘉手納に新格納庫計画、米空軍、ヘリ用大規模整備」「岩国の米戦闘機、2機が嘉手納」
・9月30日 「FA18また飛来、嘉手納基地に4機」「名護辺野古付近、サイレン音響く、シュワブ『故障が原因』」
・10月1日 「米軍ヘリ重機つり下げ、読谷トリイ施設で確認」
・10月2日 「金武の水道水にPFAS、昨年2月2か所、指定値超」「米軍F15フレア機、発射、嘉手納所属、民間地上空か」
・10月4日 「酒気運転疑い、海兵隊員逮捕、浦添署、検問で発覚」
・10月6日 「米軍C2輸送機、嘉手納基地飛来、原子力空母から」
・10月7日 「FA18が飛来、嘉手納に5機」
・10月8日 「全地下水の取水停止へ、PFAS検出、金武町長が意向」
・10月9日 「FA18訓練騒音、94.5デシベル」「普天間4日連続10時以降着陸、オスプレイ計14回」
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